ダブルクロス:キュマイラ/キュマイラ【高速神獣撃】

 記事作成中に日和ってピュアブリードにしました。

データ

  • レギュレーション:初期作成130点
  • 使用サプリメント:EA+LM
  • ワークス:UGNエージェントC
  • シンドローム:キュマイラ/キュマイラ
  • Dロイス:「遺産継承者」(LM p.109)⇒「イフリートの腕」(LM p.120)
  • 能力:肉体6/感覚1/精神1/社会2(使用経験点10)
  • 技能:RC1/意志1/知識2/調達1/情報UGN1(使用経験点0)
  • エフェクト(使用経験点110)
    • LV2 《先陣の火》EA p.107(「イフリートの腕」で取得)
    • LV1 《完全獣化》EA p.57
    • LV1 《破壊の爪》EA p.59
    • LV1 《ハンティングスタイル》EA p.60
    • LV1 《増腕》EA p.62
    • LV2 《コンセントレイト:キュマイラ》EA p.129
    • LV3 《神獣撃》EA p.61
  • アイテム(使用経験点0)
    • 「イフリートの腕」LM p.120
  • 計120点
  • 100%時点 判定ダイス13dx7 攻撃力16+6d10 範囲(選択) 行動値18 セットアップ侵蝕値2 マイナー侵蝕値10 メジャー侵蝕値6

構築解説

 《神獣撃》が使えるようになるまでのつなぎを《増腕》に担ってもらう。せっかく範囲攻撃するなら、と行動値も盛る。

《先陣の火》

 《増腕》の役割を満たすためという名目で採用している。地味に初期値だと8mしか戦闘移動できない欠点も補えている。技能に10点振る想定で120点構築としているが125点でも十分情報収集できるので、安定のためにこれをLV3にしておく方がいいかもしれない。
 ちなみに全くコンセプトは変わるが、「イフリートの腕」で《氷の回廊》(EA p.106)を取るだけで15点浮くため《神獣撃》がLV5になる。バイオレンス。

《増腕》

 《コンセントレイト:キュマイラ》と組み合わせることができてかつクライマックスフェイズで状況に応じてオミットしても遜色のないエフェクト。移動と素手変更をケチって《飛礫》(EA p.60)でもいいけどこっちは安定を取るタイプ。
 ミドルフェイズはシーン中に2回も攻撃しないでしょ!と高をくくっている。味方のアタッカーがミドルフェイズの火力に期待できそうにない場合投入は控えた方がいいかもしれない。

コメント

 《神獣撃》ってだけで過積載なのにさらに行動値エフェクトまで搭載していて……何?行動値18から繰り出される範囲《神獣撃》のインパクトはかなりデカい。
 なおバロール/キュマイラにして《増腕》を《漆黒の波濤》に差し替えると【精神】に振っている10点が浮き、《先陣の火》と《コンセントレイト》のレベルをそれぞれ3にできるほかシーン中の攻撃回数制限がなくなる。その代わりにメジャー侵蝕値が1上がり、《コンセントレイト》がバロール限定なので《漆黒の波濤》が不要になってもオミットできなくなる。本当はこっちの方がエフェクト取得レベルも美しく、なんだったら最初はこれで記事を書いていたが、やっぱり《コンセントレイト:キュマイラ》で一貫性があったほうが強いよなあ……と日和見精神が鎌首をもたげ、このようになった。おかしい、《漆黒の波濤》の使い道を探していたはずなのだが。

ダブルクロス:エンジェルハィロゥ/エンジェルハィロゥ【デトネイトチャージ×ジャイアントキル】

 単体射撃アタッカーの存在意義とは?

データ

  • レギュレーション:初期作成130点
  • 使用サプリメント:EA+LM+HR+BC
  • ワークス:UGNエージェントD
  • シンドローム:エンジェルハィロゥ
  • Dロイス:「遺産継承者」(LM p.109)⇒「ジャイアントキル」(HR p.91)
  • 能力:肉体1/感覚6/精神2/社会1(使用経験点10)
  • 技能:知覚1/RC1/交渉1/調達1/情報UGN1(使用経験点0)
  • エフェクト(使用経験点100)
    • LV1 《骨の銃》(EA p.69)(「ジャイアントキル」で取得)
    • LV5 《オプティカルレンズ》EA p.21
    • LV6 《デトネイトチャージ》HR p.76
    • LV3 《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》EA p.129
  • アイテム(使用経験点13)
    • 「エンチャント」(BC p.70)
    • 「デモンズシード」(HR p.87)⇒《デトネイトチャージ》
  • 計123点
  • 100%時点 判定ダイス11dx7-1 攻撃力41+2d10 マイナー侵蝕値6 メジャー侵蝕値7

構築解説

 係数の高いエフェクトをピュアブリードで取ると強い理論。

オプティカルレンズ》

 数値を【感覚】に依存する、つまり高い【行動値】から攻撃を繰り出すことが確定しているにも関わらず単体攻撃にしか使えないというひどいジレンマを抱えている。今回の構築では攻撃力6しか増えないエフェクトに35点費やしているので控えめに言って最悪。侵蝕値も3と重いので使用しない選択肢も普通にあり得る。……使わない場合、結構パフォーマンスいいな。
 例によって「蛇王の外套」(LM p.120)経由で取得すれば差し引き25点分浮くが、浮いた25点で壊れてもいい武器を手配することを考えるとロクなものが用意できる気がしなかったため、+2d10のバフがおまけについてくる「ジャイアントキル」の方がよいと判断した。

《デトネイトチャージ》

 ダブルクロスの係数4エフェクトの多くは、侵蝕値が適正であるにも関わらず、これに加えてデメリットが付いてくることが多い。HP消費のある《ブラッドバーン》(EA p.50)や《ライトニングリンク》(HR p.78)、ダイスが減る《クロスバースト》(EA p.109)や《アマテラス》(HR p.83)など。《砂塵霊》(BC p.63)のような例外もあるにはあるが。
 《デトネイトチャージ》はその中でも特に厳しい武器破壊デメリットが付いている。モルフェウス*1よろしく侵蝕値はきっちり4なのであまりお得感はない。リミットエフェクトだからミドルから使っていける点が売りなのに……。

コメント

 前に作ったピュアブリード《死招きの爪》(BC p.61)と比べても遜色がないくらいの火力は出る。《オプティカルレンズ》LV5はカスだがエフェクトの取り方も見た目だけなら美しい部類でミドルから強い利点もある。あるけど、単体攻撃しかしない【行動値】14は役割論理の観点から実運用において持てあますシーンが多いのではないかという気もする。
 成長でLV5《マスヴィジョン》(EA p.26)とかの暴力に伸ばせるのは利点ですね。

*1:武器破壊デメリットがあるくせに侵蝕値が軽くないこと。《ギガンティックモード》(EA p.82)、《ストライクモード》(RW p.39)など。

ダブルクロス:ノイマン/ウロボロス/ブラックドッグ【奇跡の血】【お蔵入り】

 まだ完成してなくてお蔵入りになりそうなやつもここに載せることにしました。そのうち何かひらめくかもしれないので……。

データ

  • レギュレーション:初期作成130点
  • 使用サプリメント:EA+LM+HR+BC
  • ワークス:UGNエージェントC
  • シンドロームノイマン/ウロボロス/ブラックドッグ
  • Dロイス:奇跡の血
  • 能力:肉体1/感覚1/精神6/社会1(使用経験点0)
  • 技能:射撃2/RC1/意志1/知識2/調達4/情報UGN1(使用経験点10)
  • エフェクト(使用経験点105)
    • LV2 《原初の青:クイックモーション》EA p.90/122
    • LV1 《アサルトルーティン》BC p.64
    • LV1 《イオノクラフト》
    • LV1 《コントロールソート:射撃》EA p.90
    • LV2 《コンセントレイト:ノイマン》EA p.129
    • LV2 《武芸の達人:射撃》BC p.64
  • アイテム(使用経験点15)
    • 「ボルトアクションライフル」R2 p.187
    • 「サイドリール」HR p.88
  • 計130点
  • 100%時点 判定ダイス9dx7+16 攻撃力18+1d10 マイナー侵蝕値3+3+1-4=3 メジャー侵蝕値2+2=4

構築解説

 マイナーアクションのエフェクトを3種同時に使用し「奇跡の血」を発動させる。

ボルトアクションライフル

 「ボルトアクションライフル」の効果は強いが相手にエンゲージされたときのことを考えると離脱したい⇒しかし離脱するにはマイナーアクションが必要⇒両立するには《クイックモーション》が必要⇒じゃあせっかくだし《アサルトルーティン》も乗せて、奇跡の血を噛ませてみよう⇒こうなりました。
 例の構築が成立したのは《神獣撃》(EA p.61)のハチャメチャなカードパワーがあったからであり、それ以外だとよほどのことでなければ単なる低火力低燃費キャラクターになるだけということがよくわかる。

コメント

 一応命中固定値16のおかげで見た目よりダメージが2ランクぐらい上がるようにはなっているが、それでも18+3d10であり期待値的には30ちょっと。出目含めて40~50行けば御の字。ノイマンピュアブリードにして「サイドリール」と《武芸の達人》LV5にするだけで一切の侵蝕値がかからないまま命中固定値が18になるので、つまり全く歯が立たない。
 ただリミットエフェクトの前提条件をウロボロスでコピーして別のシンドロームだから奇跡の血使えますよって言い張るテクニックは悪用が効きそうなので今後も研究を進める。

ダブルクロス:バロール/ブラックドッグ【リニアヴィークル×終末の槍】

 ヴィークルの新しい使い方。

データ

  • レギュレーション:初期作成130点
  • 使用サプリメント:IC+EA+HR+BC
  • ワークス:UGNエージェントC
  • シンドローム:バロール/ブラックドッグ
  • Dロイス:「原初の子」(HR p.108)
  • 能力:肉体2/感覚2/精神4/社会1(使用経験点0)
  • 技能:RC1/意志1/知識2/調達1/情報UGN1(使用経験点0)
  • エフェクト(使用経験点90)
    • LV1 《黒の鉄槌》EA p.30
    • LV3 《暗黒の槍》EA p.29
    • LV3 《終末の槍》BC p.57
    • LV3 《コンセントレイト:バロール》EA p.129
  • アイテム(使用経験点30)
    • 「リニアヴィークル」(IC p.74)
    • 「ストレンジフェイズ」(HR p.88)
  • 計120点
  • 100%時点 12dx7+1 攻撃力14+4d10(至近)/10+4d10(視界) 装甲無視 HP消費+失う合計9 シナリオ3(4)回

構築解説

 《終末の槍》は射撃攻撃でないRCエフェクトなので「リニアヴィークル」と噛み合うという話は『バッドシティ』リリース直後から言われていた。
○先行研究:
blog.livedoor.jp
 しかしながら、ヴィークルという性質上搭乗のロスを加味せざるを得ず、《メカニカルアクション》(EA p.40)を含む移動エフェクトを噛ませるか「コーリングシステム」(PE p.40)を持ってくるためにFHで組む必要があった。起点エフェクトを節約できると見せかけて構築の幅が狭まっていたのだ。
 そこで考えたのが、この《黒の鉄槌》との両刀構築である。

《黒の鉄槌》

 一般に、攻撃手段を複数用意する行為はダブルクロスにおいてパフォーマンスがよくないとされる。攻撃手段ごとに技能が決まっているゲームなので、例えば白兵武器と射撃武器を両方使いたい場合その両方にリソースを割く必要があり、だったらひとつに注力してその攻撃しかしない方がエフェクトや武器を積めてシンプルに数字が出る。そもそも物理防御と魔法防御みたいなルールもないし攻撃を使い分ける利点がほとんどない*1
 だがこの構築の場合、技能はRCで一貫しつつ、至近にしか攻撃できないヴィークルと至近に攻撃できない《黒の鉄槌》を使い分けることで互いの欠点を補うようになっている。それでも攻撃の際にはどちらかしか使わないので結果的に15点分のロスにはなるが、《黒の鉄槌》のために別途移動エフェクトを取るとか「リニアヴィークル」のために《メカニカルアクション》を取るといった欠点解消のための15点を支払う場合でもロスの数字は変わらないため、だったら近づいてきた相手をヴィークルで轢く方が数字も出るし、ただでさえ重い侵蝕値もこれ以上増やさずに済むという寸法だ。
 なお《黒の鉄槌》をLV1で妥協的に使っているから成り立つ理屈であり、これのレベルを上げて使うとか範囲化を噛ませるなどの「いずれかの攻撃手段に傾倒する」経験点の使い方をする場合はどちらかに統一した方がよい。

「原初の子」

 素の判定ダイスは【精神】4に「ストレンジフェイズ」が載って7なのでそのまま戦えなくもないラインであり、実はDロイス枠自由の構築。ここではひたすらに重い侵蝕値を気持ちばかり軽くするためにコードウェルの力を借りている。白兵攻撃と射撃攻撃の両方にシナジーするDロイスなら幅広く相性がよい……「対抗種」(LM p.62)はデメリットの関係で避けたいところだが。

コメント

 エフェクトの取り方が美しくて個人的にはなかなか好みの構築。フォールンマシンの使い道を考えていたら何故か誕生した。

*1:《暗黒螺旋》(EA p.29)のように白兵攻撃にのみ反応するエフェクトなんかも一応あるので、使い分ける意味が全くないではない。

メギド72:vs郭王ガルディアン(共襲・超幻獣攻略)

 殻王と郭王で名前がかぶっていませんか?

スペック及びギミック

  • ラッシュ/トルーパー/ゲージ6。種族は物体。
  • 非常に高い防御力を持っているうえに地形と防御貫通を無効にする。しかもダメージ60%軽減、スキルで攻撃力100%低下とまともな攻撃は通用しないアピールがすごい。
  • マップ効果でバフの効果が300%アップ(4倍)になるため、固定ダメージで削ることが想定されていると思われる。

構築紹介

ティアマト+アビシニアン
 1ターン目にスキルが出すぎるとやることがなくなる問題を前列覚醒に変換してくれる。ボーナスキャラなのでティアマトにしたがラウムでも代用可。

アモンRsh+カラミティエッグ
 アタックが多段ヒットなので火力に貢献するほか、覚醒スキルで相手の覚醒ゲージを削るのが重要。

アマゼロト+リャナンシィ
 封印+アタック供給要員。大抵2度目の奥義を使う前にゲームが終わるのでリャナンシィじゃなくてもいいかも。

セーレRsh+ジャズィー
 噂のセーレRsh。スキルで連続攻撃、覚醒スキルでバフ、奥義でトランスとデザイン的にはゼパルCtrに近いものを感じるがあちらと違い攻撃力が低すぎてスキルがかなり死んでいる。自前で固定ダメージを盛れるのでそこでなんとかする感じなんだろうか。
 このPTではアマゼロトが封印を担ってくれるのでセーレは強化覚醒スキルを使って味方に固定ダメージを撒くだけ。回復もうれしい。2ターン目までに覚醒スキル撃てなかった時の保険でジャズィーを入れているが、ティアマトが優秀なので無用の心配っぽい。

ベヒモス+マジックラット
 メインアタッカー。封印および固定ダメージとのシナジーで6300ダメージ×6発を連打する。

戦術解説

 アマゼロト奥義で封印しながらセーレRshにスキル強化をかけつつ覚醒スキルで固定ダメージを盛り、雑に殴る。
 敵の奥義が即死クラスなのでアモンRshの覚醒スキルとカラミティエッグで牽制する。覚醒減少に補正がかかっているのか全然失敗しない。
 本当はベヒモスをアマゼロトの横に置いた方がアタックフォトンを積めてよいのだが、アモンとセーレの覚醒スキルのためにこの配置にしている。いやセーレは別に要らないか?

コメント

 アンドレアルフスの奥義をアタック強化して殴るのもいいと思います。フォトン破壊は無効らしいが。

ダブルクロス:ハヌマーン/ウロボロス【PvP】【デバフ型・サイレンの魔女】

 特殊なルールでPvPをしたときに組んだデータです。

データ

  • レギュレーション:初期作成130点
  • 使用サプリメント:EA+LM
  • ワークス:レネゲイドビーイングC
  • シンドロームハヌマーン/ウロボロス
  • Dロイス:「古代種」(LM p.66)⇒《ルーラー》(LM p.116)
  • 能力:肉体2/感覚2/精神4/社会1(使用経験点0)
  • 技能:回避2/知覚1/RC4/意志1/交渉1/情報UGN1(使用経験点10)
  • エフェクト(使用経験点120)
    • LV1 《リザレクト》EA p.129
    • LV1 《ワーディング》EA p.129
    • LV1 《ヒューマンズネイバー》EA p.134
    • LV2 《オリジン:レジェンド》EA p.135
    • LV5 《ルーラー》LM p.116
    • LV5 《サイレンの魔女》EA p.75
    • LV1 《ライトスピード》EA p.77
    • LV3 《原初の青:猛毒の雫》EA p.117/122
    • LV2 《マシラのごとく》EA p.77
  • アイテム(使用経験点0)
    • なし
  • 計130点

構築解説

 タワーディフェンスという特殊ルールPvP用キャラクター。ルールについては以下を参照。
blog.livedoor.jp

【行動値】が重要視されるPvPにおいて【肉体】に特化した(=ドッジの判定ダイスが多い)キャラクターは少ないと読み、《ルーラー》で攻撃とドッジ両面を妨害しながら邪毒が付いた《サイレンの魔女》を連打する。敵のロイスが減ってきたら《マシラのごとく》でタワーも狙える。
 またキャラシート見せ合い後30点で追加エフェクトを取得できるため、実戦では(相手が《時間凍結》(EA p.33)使ってきそうだったので)《原初の白:時間凍結》EA p.125を取得する、相手のHPに合わせて《原初の青:猛毒の雫》のLVを上げるなどの小技もあった。

設定

  • キャラクター名:アーディン
  • コードネーム:“金の冠(アバドーン)
  • 年齢:不明
  • 性別:男
  • 星座:不明
  • 身長/体重:180cm/80kg
  • 血液型:不明
  • カヴァー:司書
  • 出自:冬眠――たまに起きて暴れては寝て、を繰り返していた。
  • 経験:捕獲対象――UGNに捕獲された。
  • 邂逅:忘却――都築京香もたぶん一枚噛んでる。
  • 覚醒/衝動:命令/殺戮
  • ロイス
    • Dロイス古代種
    • 都築京香:○畏敬/猜疑心:RBとして一目置いている。
    • 五色沼伍堂:○有為/隔意:ホワイトハンドのエージェント。たまに様子を見に来る。
  • 設定

「……喰らい尽くせ」

 かつてN市を襲った未曽有のレネゲイド災害、その原因となったレネゲイドビーイング。UGNによって事件は鎮圧、その首謀者―彼を蘇らせたFH研究者―は死亡し、彼も身柄を拘束されUGNに従うこととなる。

 性格は冷静、というか朴念仁だがRBの例にもれず人間や他の生物に強い興味を抱いており、UGNの息がかかった図書館で司書をしながらこの世界の生物を調べている(最近のお気に入りは昆虫図鑑で、心ないエージェントから「わくわく昆虫野郎」とか呼ばれている)。

 彼を構成するのは「災害」や「疫病」といった「人が抗えない恐怖」の集合意識であり、古くから人類を脅かしてきた存在でもある。害のモチーフとなる生物をレネゲイドから生成し、撃ち出して攻撃する能力を持つ。今回霧谷は完全に敵キャラとして呼んだ疑惑がある。

コメント

 蝗害のレネゲイドビーイング。モデルはMr. Discovery Channelことハイレイン&卵の冠。アフトクラトルの連中は名前がギリシャ語から来ているとのことなので、それに合わせてギリシャ語で「歌う」を意味する「アーディン」に。コードネームは蝗害の神格化であるアバドンから。シミュレータによる戦闘訓練ってワールドトリガーっぽかったのでキャラもそれっぽくした。エフェクトとの噛み合わせもいい。
 実際使ったときはめちゃくちゃ楽しかったんだけど普通の卓に持ち込めなさそうさがすごい。あと味方の燃費が心底悪くて結局引き分けた。