色物の過積載シリーズ。言っておくが私はマジだぞ。
データ
- レギュレーション:初期作成130点
- 使用サプリメント:EA+LM+RW+CE+BC
- ワークス:UGNエージェントA
- シンドローム:ブラックドッグ/キュマイラ/ハヌマーン
- Dロイス:奇跡の血
- 能力:肉体6/感覚1/精神1/社会1(使用経験点0)
- 技能:白兵1/回避1/RC1/調達1/情報UGN1(使用経験点0)
- エフェクト(使用経験点120)
- LV1 《エアロドライブ》EA p.74
- LV1 《ロケットアーム》CE p.64
- LV1 《完全獣化》EA p.57
- LV2 《大裁断》 BC p.62
- LV2 《コンセントレイト:ハヌマーン》EA p.129
- LV2 《神獣撃》 EA p.61
- LV1 《巨獣の爪牙》RW p.36
- アイテム(使用経験点0)
- コネ等割愛
- 計120点
- 100%時点 判定ダイス13dx7-1 攻撃力16+5d10(期待値43.5) マイナー侵蝕値(1+2+6-4=)5 メジャー侵蝕値2+3+2=7
構築解説
マイナーで《エアロドライブ》《ロケットアーム》《完全獣化》してメジャーで《神獣撃》。素手を変更するエフェクトは組み合わせた場合それぞれの項目についていずれかの値を選択できる(R1 p.256)ので、射程を《ロケットアーム》、技能を《エアロドライブ》にすることで疑似的な《伸縮腕》のように扱うことができる。
奇跡の血
3種のシンドロームのエフェクトを組み合わせた場合に侵蝕値マイナス4。言っていることはシンプルだが内容は極めて難しい。「3つ組み合わせる意味があり」「侵蝕値をわざわざ下げる意味(=それ以外の燃費が悪いor浮いた分を攻撃に転用できる等)があり」「かつシナリオ中に複数回使用しないと劣化メモリー*1」というジレンマを抱えている。そもそもダブルクロスをやればわかると思うがエフェクトを3つ組み合わせること自体が稀有なのだ。
色々考えたが満足のいく結果はまだ出ていない。今回はその中でもひときわヤバかったやつをここで供養しようと思う。
《エアロドライブ》
「①他にいくらでも強い素手変更がある」「②素手である意味が必要」「③きついデメリット」「④侵蝕率は一応軽いけど何回も素手変更しなくね?」というそれぞれのアレげな要素を「①奇跡の血だからハヌマーンのマイナーのエフェクトであることに意味がある(《破壊の爪》《サイバーアーム》では不可!)」「②《完全獣化》なので素手が必要」「③【肉体】6なのでタイタス復活後も3回は殴れる」「④侵蝕値が低いので奇跡の血の恩恵が大きい、かつ《ロケットアーム》《完全獣化》は毎ラウンドかけ直す必要があるので複数回使う意味もある」という噛み合わせによってすべて解消している画期的な超構築である。
《神獣撃》
LV+2という特殊な係数により、いかなるレベルで取得しても経験点あたりの攻撃力効率は変わらないという変わった特性を持つ。具体的にはLV2でもLV4で取った係数5エフェクトくらいの火力が出る。まあそれはそれとしてピュアでLV5で取る方がインパクトあるし強いんだけどね。
通常のキュマイラで使う場合と比べると、1R目《破壊の爪》《ハンティングスタイル》《完全獣化》で+10、2R目《完全獣化》だけで+6として合計+16。この構築は+5+5で+10。悪くないんじゃないか。
コメント
別に《エアロドライブ》や《ロケットアーム》を使いたくて作ったわけではなく奇跡の血の使い道を考えていたら副次的に爆誕したのがこれ。《剣の王城》《魔弾の射手》とか《シャイニングアーム》《縮退機関》とかアレなエフェクトはアレなエフェクトを呼ぶのか?《ロケットアーム》のルーリングが若干怪しいところがあるのでGM判断でNGが出たらおとなしく《イオノクラフト》(EA p.37)に差し替えよう。それでも成立する。
《巨獣の爪牙》の枠は別になんでもいい。堅実に《コンセントレイト》《完全獣化》辺りを伸ばすのもいいんじゃないですか。