キャラクター紹介『五色沼伍堂(サラマンダー/ウロボロス)』

森田氏の健康ダブルクロス*11話が終わりを迎えたので、記録。

キャラクターシート

■レギュレーション

  • 130点フルスクラッチ
  • ルールブック1、ルールブック2、上級ルールブック、パブリックエネミー、インフィニティコードのみ使用可

五色沼伍堂(ごしきぬま・ごどう) サラマンダー/ウロボロス
ワークス:UGNエージェントD カヴァー:葬儀屋
コードネーム:“スノーマン”
Dロイス:対抗種
能力:3-1-3-2 技能:<調達>に4点
エフェクト:
 LV2 原初の黄:加速装置
 LV2 コンセントレイト:ウロボロス
 LV5 原初の赤:魔獣の衝撃
 LV2 災厄の炎
 LV3 プラズマカノン
 その他 快適室温 凍結保存 まだらの紐

ビルドコンセプト

 ICまでのレギュレーションだったのでパラパラとめくっていたところ、エラッタ前の《災厄の炎》*2を発見したのでそれを中心に構築。オルクスと組み合わせて《アニマルアタック》を使う、サラマンダーの【肉体】2点が無駄になるのが嫌だからキュマイラの《魔獣の本能》でするなどの案が出たが、【行動値】との兼ね合いで断念。結局うまいこと行きそうなのがウロボロスだった。
 能力値の低さを《加速装置》《魔獣の衝撃》で補いつつ、サラマンダーの火力+範囲攻撃で蹴散らす純粋培養のアタッカー。ウロボロスのわりにエコで、ミドルなら範囲化しても8、《プラズマカノン》込みでも12しか増えない。《原初の黄:加速装置》も1ときわめてお買い得となっている。RCならではの火力の低さは「対抗種」による底上げで補う。
 いざ作成という段階で他PCのキャラクターシートが続々と提出され、なんだか情報収集が苦手そうだぞというところで急遽日和ってワークスをCからDに変更、さらに<調達>に経験点を振って情報収集もそこそこできるキャラに仕上げたという逸話がある。

キャラクター設定

 ダブルクロスが“ウィルス”による不可逆の病気を題材にしているゲームである以上、研究畑か医療畑の人間を作りたいという気持ちは前からあった。ジャームとなってしまったが最後、燃やす(ころす)か、凍結保存して技術が開発されるのを待つかしかないという世界。そんな現状を憂うキャラクターを作ってみようとしたところ、なんだか思ったより設定がカチリと嵌まり、今に至った。完全に偶然だが健康クロスという題材との親和性もあったため、《快適室温》なんてのも取得した*3
 名前の由来は、苗字に数字を入れるのが好きで、それに加え黒ベースから様々な“色”が出てくるのでファイブカラーブラック=五色沼。名前の伍堂は語呂で決めた。もともとは五色沼灰善(ごしきぬま・はいぜん)という仰々しい名前だったのだが、5-4だと呼びづらいかなと変更。なおこれは余談であるが、TRPG、ことダブルクロスにおいて私は名前の呼びやすさを重視している。ゴドー、アダム、ドゥーベ、トウマ。これはコードネームでも同様。クソ真面目な霧谷さんに真顔で呼ばれても平気なコードネームにしておくのはエージェントの嗜みだ。結果、作中でゴドーと呼ばれ続け、なんか結果的に叙述トリックっぽくなったのはご愛敬。
 コードネームの“スノーマン”は、燃やしつくした後に降る灰を雪に見立てたもの。あと、最後に使った『叢雲』はヘビ繋がりです。

その他感想

 途中回線がプロバイダレベルで落ちたりGMがこれやりたかったんだよシリーズを暴露したりと色々ありましたが、実にダブルクロスらしいセッションだったと思います。雰囲気のある描写、王道だが魅力的なキャラクター、プレイヤー設定の拾い具合など、とてもまとまっていてよかった。出されたキャラシートからシナリオを考えてぶっつけでやるってすごいですね。
 ともあれ、ありがとうございました、いいセッションでした。またやりたい!

追伸:リプレイはそのうちアップされるのかな?

*1:19時〜23時のスパンで複数日に渡り開催されるきわめて健康的な催し。ともすれば夜明けの光を拝むことの多いTRPG業界における画期的な超アイデアと言える。

*2:EA収録のものと比較すると、侵蝕値が1低い代わりに「射撃攻撃を行う。」の一文がなく、単独で使用できない。

*3:「快適な温度は人の健康と平穏、日々の生活への活気と長寿をもたらす。」とか書いてある謎のエフェクト。戦闘に使えないとはいえシーン内の温度を自在に操る地味にヤバい効果でもある。