ダブルクロス:バロール/モルフェウス【魔弾の射手×剣の王城】

 かっこいいけど使い勝手が悪いエフェクトを使うには、かっこいいけど使い勝手が悪いエフェクトを組み合わせればいいのだ。

概要

 《剣の王城》で作った「日本刀」を《魔弾の射手》で飛ばす。

データ

  • レギュレーション:初期構築フルスクラッチ(130)
  • 使用サプリメント:UG+EA+HR+RW+CE
  • ワークス:UGNチルドレンB
  • シンドローム:バロール/モルフェウス
  • Dロイス:遺産の器(雷神の槌)
  • 能力:肉体1/感覚4/精神2/社会2(使用経験点0)
  • 技能:回避1/射撃2/RC1/情報UGN1(使用経験点0)
  • エフェクト(使用経験点95)
    • LV4 《剣の王城》 CE p.65
    • LV2 《魔弾の射手》EA p.33
    • LV3 《カスタマイズ》EA p.82
    • LV2 《コンセントレイト:モルフェウス》EA p.129
  • アイテム(使用経験点30)
    • 雷神の槌(取得:遺産の器) RW p.56
    • ナチュラルクリエイション UG p.31
    • コネ等割愛
  • 計125点
  • 100%時点で攻撃ダイス12dx7、攻撃力40(10+10+2*5+10)

 5点は調達かイージーエフェクトあたりにお好みで。足りなければ《カスタマイズ》のLVとか微調整するとよし。

解説

 「ナチュラルクリエイション」は「エフェクトによって作成する武器」にバフが乗るので、《剣の王城》で作る「日本刀」が全部「妖刀」超えの業物になる。それを《魔弾の射手》で2振り同時に撃ち込む。思ったよりちゃんと火力が出るしダイスも振れるし燃費もセットアップで1回だけ4、その後メジャーで8ずつと悪くない。Dロイスは火力のために「雷神の槌」を取ってるけど別のやつでもいけます。100%補正で「日本刀」6振りゲット、《魔弾の射手》は3回まで。
 逆に難点としては「100%未満でできることが《カスタマイズ》しかない」というところ。今回細かい調整は書いてないけど「ナイフ」を常備化しておくか道中で「拳銃」あたりを調達したいところですね。Dロイスで火力を底上げしておけばまずまず戦える。

《剣の王城》について

 『カッティングエッジ』で突如登場したカッコよさ全振りのエフェクト。カッコよさに全振りしているので使い勝手が終わっている。主な難点としては以下のとおり。

  • シナリオに1回しか使えないので、ミドルフェイズで使うと攻撃力バフが無駄になる。
  • 「日本刀」が6振り欲しいだけなら《黄金練成》LV3でいい。
  • そもそもダブルクロスにおいて武器を複数使用するギミックが限定的すぎる。

 武器複数手に入れてどうすんのって話と全体的な噛み合わなさがアレ。普通に《ヴァリアブルウェポン》を使う方法も考えたが、それでもなんだかんだで《黄金練成》に勝てる要素が薄いので、根本的にコンセプトを見直すことにした。

■クライマックスフェイズまで使わない
 侵蝕値4の倍率2とお世辞にもコスパがいいとは言えないバフだが、マイナーを消費せず、また一度使えばシーン中継続することを考えるとそこまで悪くない。むしろこれを活かさないと本格的に他との差別化が図れない。

■武器を複数使う意味を考える
 《ヴァリアブルウェポン》が筆頭、というか武器を3つ以上同時に使う方法は現状ほぼこれしかない。だが初期コストが最低でも30+15と高く取り回しが悪い上、素の日本刀を4つ振ったところで攻撃力20ぽっちにしかならないのもよくない。また、ミドルで《剣の王城》を使わない方針を取るとなると、武器が手に入らない間どうするかを考える必要がある。
 次に考えられるのは「武器を破壊する」デメリット持ちの効果を利用するという方法。《ギガンティックモード》《ストライクモード》《サンドシャード》、Dロイスの「羅刹」辺りが噛み合いそうなラインであるが、6振りもいらない。《マルチウェポン》《ギガンティックモード》はちょっとかっこいいので試してみる価値はありそう。

■そもそも日本刀が弱くないか
 そこで「ナチュラルクリエイション」。レネゲイドウォー環境なら「アームドスカーフ」なんてのもありますね。「リーサルシャイン」が乗るかは調整中。
 実際のところ「最強の一振り」なんてのもあるが……マスターエージェント専用だし「ナチュラルクリエイション」で十分いける。はず。

 なんてことを言いつつ、ミドルで《剣の王城》を使って《ヴァリアブルウェポン》するタイプも別途作っていたりする。わりと戦える。攻撃力バフの効果が完全に無駄になって美しくないんだけどね。

コメント

 使ってみたかったあのエフェクトシリーズ。意外ときれいにまとまったので満足。何よりかっこいいぜ。