白ぬり黒ぶち

 レビュー。

 ランダムに形成されるダンジョンを、独特な装備を着せ替え・組み合わせながら進んでいくRPG。数フロアごとにステージが分かれていて休憩所からスタート。ボスを倒すと新しい休憩所へ。休憩所でしかセーブができず、途中のフロアから休憩所に戻るには死ぬしかない。死ぬことによるデメリットは発生しないということなので、新しい装備が欲しければデスルーラすればいい、のかな。*1
 「装備」が鍵となるシステムで、通常の武器を装備する武器スロットが1つ(ここは休憩所で買ったメイン武器が入る)のほかに、自由なスロットが3つあり、それらを付け替えることでモンスターを倒していくのだが、これがなかなか面白い。それぞれに、いわゆる装備品による基礎能力値の上昇に加え、「防御」や「回復」などの効果があり、さらに中には行動回数増加などの特殊効果を持ったものもある。ある程度進めると固定されてきたりするが…。
 また、これはゲームシステムに直接関係する話ではないが、『ゆめにっき』とか『Ib』みたいな独特の世界観があるゲームで、登場する敵のグラフィックやアイテムも相応のものになっている。フリーゲームはホラーにならなければいけない運命にあるのか。

 とりあえず一周してそれだけ。トゥルーエンドとかもありそうな感じだったが、先述の通りどこにもそれらしき情報がなく、さっぱりと終わらせてみた。

*1:ノーコンティニュークリアでルート分岐とかがあるのかもしれないが、調べても出てこなかったので、たぶんない。