レビュー:都市伝説解体センター(ネタバレなし)
トロコンしたので記事を書きます。プレイ時間は9.8時間。先が気になったから急いでプレイしたけど、本来ならもっとじっくり時間をかけてプレイした方がいいタイプのゲーム。
ストーリーのネタバレはない。ただ、全体の雰囲気やゲームシステム、システムとストーリーの関連性等についての言及はするので、その情報すらも入れずにプレイしたい人は読まない方がいい。というかこれからプレイする予定の人はマジで先入観とかなんもなしでプレイした方がいいですよ。
概要
Steamストアの説明がいい感じだったのでそのまま貼る。
怪異、呪物、異界などの調査・解体を行う、都市伝説解体センター。
主人公の福来(ふくらい)あざみは、都市伝説解体センターのセンター長であり、国内屈指の能力者である廻屋渉(めぐりやあゆむ)とともに、"都市伝説"絡みの依頼を解決していくことに……。
本作は、インターネット上に飛び交ういくつかの都市伝説をテーマに、推理ミステリーのようなシナリオと、サイケデリックなピクセルアートで紡ぐ、連続ドラマ形式のアドベンチャーゲームです。
プレイヤーは、福来あざみとして現地での聞き込みと状況証拠、そしてSNSの書き込みなどを集めながら、都市伝説の調査を行ううち、都市伝説の真相、そして怪異に遭遇した依頼者たちの過去を明らかにしていきます。そして、"解体"の先にあなたを待ち受ける、予測不能な真実とは……?
ということでドット絵で描かれる推理ドラマ風のADV。プレイ後は本当に1クール分のドラマを見終えた感覚になる。ちゃんとエンディングも流れるし。
全体の雰囲気
都市伝説、噂話、ネットロア、的なものを下敷きに、事件の大枠を「特定」し、証拠を集めて「解体」していく話。これがまた独特というか……内容のネタバレはしたくないので多くは語らないけど、ユニークな方向性かも。
ドット絵の雰囲気はいい感じ。使う色を絞ってるのも昔のファミコン?スーファミ?とかのノベルゲーっぽい。がっつりホラー演出みたいなのはほぼないけど、2、3か所くらいピンポイントで出てくる。フィールド画面の粗いドット絵とカラーリングがまた不気味なんだわ。
ゲームシステム
システムはシンプルで、調べるべき場所を調べ、話を聞き、証拠を集め、いい感じにピースを埋めて謎を解いていく。私はほぼビジュアルノベルと思いながらプレイしたので気にならなかったが、がっつり謎解きを期待してプレイすると肩透かしを食らうかもしれない。
SNS調査では一見不要に見えても必要な情報が埋まっていることがあり、最終的には総当たりポチポチゲーになってしまう。作中で「くだらない投稿は読まなくていいよ」とか言われるけど、何が必要かは読んでみないとわからんのだよ。
ただ、たとえ平易であっても「プレイする」という体験がストーリーへの没入感と主人公視点への共感に繋がっていて、ストーリー的にも意味があったと思うので、そこはよかったと思っている。
総評
ストーリーと雰囲気を味わうリッチなビジュアルノベルとして十分に楽しめた。
ストーリーの中身については……いくらか突っ込みどころはあったけど、許容範囲かな。これについては別途ネタバレありの記事を書きたい。