ポケマス:ヒガナ&レックウザ 評価

ステータス

  • ヒガナ&レックウザ
  • レアリティ:5(EX未開放)
  • タイプ:ドラゴン
  • ロール:特殊アタッカー
  • 弱点:いわ
  • 入手:イベント配布

ざっくり評価

■長所

  • 攻撃面のステータスが優秀
  • 物理、特殊の両面で攻撃できる
  • りゅうせいぐん」「げきりん」共に威力が高い
  • りゅうせいぐん」の命中不安をボードで補える
  • げきりん」のデメリットを混乱無効のボードで打ち消せる
  • イベント配布なのでわざレベル5、のびしろ20が容易

■短所

  • 真価を発揮するには天候パが必須だが、天候パに居場所がない
  • 「想像力を働かせて」のデメリットが厳しい
  • 急所バフがない
  • ドラゴンタイプのアタッカー自体が激戦区であり、手持ちが揃っていれば他に見劣りする

わざ

げきりん
  • ゲージ:3
  • 分類:物理
  • タイプ:ドラゴン
  • 威力:115-138
  • 命中:100
  • 対象:相手1体
  • 効果:自分をこんらん状態にする

 威力そこそこ、命中安定の物理攻撃。これを主軸とする場合ポテンシャルで混乱無効を厳選するのが半ば必須とされていたところ、ボードで混乱無効を取れるようになったため使い勝手が劇的に改善した。

つばめがえし
  • ゲージ:2
  • 分類:物理
  • タイプ:ひこう
  • 威力:45-54
  • 命中:-
  • 対象:相手1体
  • 効果:攻撃が必ず命中する

 せっかくレックウザなんだから「ガリョウテンセイ」とか、天候シナジーのある「ぼうふう」とかじゃダメだったの?という悲しみのひこうタイプ枠。威力に期待して使うことはまずない。
 ボードで40%特攻アップや40%急所率アップの効果を付けられるようになった。せめて100%なら……。

想像力を働かせて
  • 回数:2回
  • 対象:自分
  • 効果:自分のひるみ状態やこんらん状態やバインド状態を解除する 自分の攻撃と特攻をぐーんとあげる 自分の素早さと命中率をあげる 自分の防御と特防をがくっとさげる

 「げきりん」のデメリットケア、「りゅうせいぐん」の命中ケアをしつつ攻撃と特攻を2段階上昇できるのは優秀。優秀なのだがデメリットがきつすぎる。レアリティの差こそあれ「マジコスレッド&リザードン」や「ダンデ&リザードン」のトレーナーわざと比べると悲しくなる。1段階ダウンじゃダメだったのか?
 ポテンシャルで「全ダウン耐性9」を取ってなんとか誤魔化しながら使うか、いっそ「ワタル&カイリュー」のごとく自前バフを持たないものとして運用するか。

りゅうせいぐん
  • 分類:特殊
  • タイプ:ドラゴン
  • 威力:136-163
  • 命中:90
  • 対象:相手1体
  • 効果:自分の特攻をがくっとさげる

 高火力高デメリットのおなじみメイン火力。特殊アタッカーなのに特殊技が1つしかない。「げきりん」と違いこちらはデメリットをボードで打ち消せない*1ため、メインで使うにはポテンシャルで「特攻ダウン無効」を取りたい。
 なお「命中率アップ+5」のボードが2つあるため、そちらにパワーを割けば命中不安は解消できる。「想像力を働かせて」とどちらを使うか取捨選択が必要。

バディーズわざ:みんなを守る祈りのりゅうせいぐん

  • 分類:特殊
  • タイプ:ドラゴン
  • 威力:250-300
  • 対象:相手1体
  • 効果:追加効果なし

 バディーズわざは特殊。「げきりん」をメインに運用する場合、分類が違う点に留意したい。

パッシブスキル

  • 天気変化時威力上昇3:天気が変化しているときだけ技の威力をあげる

 原作のエアロックとは打って変わり、むしろ天気を味方につけて戦うようになった。「砂嵐時威力上昇3」などの上位互換に相当するスキルだが、ほのおやみずタイプと違って天気で威力が上がる技もなく、かといって砂嵐やあられのダメージを無効化できるパッシブスキルやボードがないので、天候パに入れて活躍できるかというと微妙なところ。ボード追加されたのになぜ……。今後、天候を操るドラゴンタイプのバディーズ(キバナとか?)が出てくると評価が変わってくるかもしれない。
 また、地力が低いので微妙だが、「イブキ&キングドラ」もドラゴンタイプでありながら雨パ適正のボードを持っているため、「ドラゴン・アタッカー」のチームスキルを発動させつつの天候パなんかも一応組める。

ステータス比較

バディーズ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
イブキ&キングドラ 590 258 152 327 153 256
アイリス&オノノクス 467 281 148 71 111 180
アイリス(アナザー)&サザンドラ 635 392 186 392 186 269
ワタル&カイリュー 542 427 167 426 168 255
ジコスシロナ&ジャラランガ 504 380 156 392 156 195
ヒガナ&レックウザ 526 363 142 363 142 244
アカギ&パルキア 656 269 134 282 134 198
ルチア&チルタリス 630 313 194 350 232 238
ルチア&メガチルタリス 630 313 194 419 278 238

 現状実装されている9+1体のドラゴンバディーズのうち実に6体がアタッカーで、テクニカルの2体もそこらのアタッカーを凌駕するステータスを持っているという激戦区ぶり。ヒガナ&レックウザは「フェス限よりは弱いが、その他よりは強い」といった位置づけ。

総評

 決して性能が悪いわけではないのだが突き抜けたところがなく、他のドラゴンバディーズと比べると見劣りしてしまう。特に同じ伝説イベント配布である「アカギ&パルキア」が癖もなく真っ当に強いだけに風当たりは厳しい。貴重な両刀バディーズなので、レジェンドバトルなどで物理・特殊両面が必要となる場面が今後出てくれば活躍できるだろう。

編成

 晴れパは最強アタッカーがいるから論外として、外付けのバフが欲しいことを考えると「ハルカ&ラグラージ」「マジコスグリーン&カメックス」で囲んで雨パにするのが最も無難か。でもそれだったら素直に水タイプのバディーズを使った方が強い……。
 最初からチームスキルの発動が期待できない「アセロラシロデスナ」と組ませるのもいいかもしれない。

*1:「つばめがえし」でたまに特攻が上がるようになるボードはもしかしてこれのケアなのだろうか?