ポケマス:ハルカ(21シーズン)&ミミロップ 評価

ステータス

  • ハルカ(21シーズン)&ミミロップ/メガミミロップ
  • レアリティ:5(EX解放済み)
  • タイプ:ノーマル/かくとう
  • ロール:物理アタッカー
  • 弱点:かくとう
  • 入手:季節限定バディーズサーチ

ざっくり評価

■長所

  • メガシンカ前の技が(サポートとして)全体的に優秀
  • メガシンカ後の攻撃が高い
  • とびひざげりの威力が高い
  • 味方にバフをかけたうえで攻撃に出るという唯一無二の動きができる
  • 攻撃バフが足りている

■短所

  • かくとうアタッカーとして見た場合、メガシンカしてからが本番なので速攻に向かない
  • サポートとして見た場合、耐久面が貧弱
  • わざゲージアップが弱い
  • 急所バフがない
  • 「ノーマル・アタッカー」のチームスキルはノーマルの技にしか乗らないので実質的に死んでいる

わざ

ずつき
  • ゲージ:2
  • 分類:物理
  • タイプ:ノーマル
  • 威力:53-63
  • 命中:100
  • 対象:相手1体
  • 効果:たまに相手をひるみ状態にする(メガシンカ後「わざゲージアップ」になる)

 30%ひるみ。メガシンカせずにサポートとして運用するならターン送りとして優秀。

キズぐすり
  • 回数:2
  • 対象:味方1体
  • 効果:味方のHPを少し回復する

 汎用回復アイテム。ボードに回数回復もある。

ディフェンダーG

 汎用防御バフ。ボードに回数回復もある。

もこもこキュートに
  • 回数:2回
  • 対象:-
  • 効果:自分がミミロップの場合は味方のバディーズ全員の素早さをぐーんとあげる 自分がミミロップの場合は自分の回避率をぐーんとあげる 自分がメガミミロップになっている場合は自分の命中率をあげる 自分がメガミミロップになっている場合は自分の回避率をぐぐーんとあげる

 メガシンカすると性能が変わる。貴重な全体素早さ2段階バフが優秀で、基本的にはこれを2、3回使ってからメガシンカすることになるものと思われる。メガシンカ後に使えばとびひざげりの命中不安をなくせるが、ただでさえ初動が遅いアタッカーがメガシンカしたあと命中バフに1ターン費やしていられるか?という問題がある。回避バフもオマケとしては弱い。これが急所バフだったら……。サポートとして運用するなら耐久面の低さを回避で補えて便利かもしれない。

わざゲージアップ
  • 回数:2回
  • 対象:自分
  • 効果:自分のわざゲージを3増やす

 雑にわざゲージアップを搭載して茶を濁すバディーズが最近多い気がする。ゲージ確保という効果自体は弱くないけど単体だと弱い。

とびひざげり
  • 分類:物理
  • タイプ:かくとう
  • 威力:135-162
  • 命中:90
  • 対象:相手1体
  • 効果:攻撃が失敗すると自分の最大HPの半分のダメージを受ける

 メイン火力。インファイトより数字が出る上にデメリットも当てさえすれば関係ないので優秀。ボードに命中補正のパネルがないので命中バフをかける必要がある。90だと2段階で100を超える。一応自前でも用意できるが先述のとおり貴重なターンがもったいないので、可能なら外付けで用意したい。

バディーズわざ:心が弾むドキドキのノーマルインパクト/ファイティングインパク

  • 分類:物理
  • タイプ:ノーマル/かくとう
  • 威力:200-240
  • 対象:相手1体
  • 効果:バトル終了までメガミミロップになる 初めてバディーズわざを使ったあと バトル終了までバディーズわざがかくとうタイプになる

 グラジオシルヴァディに続く2体目の「バディーズわざのタイプが変わる」効果。メガシンカを含むバディーズわざはふつう威力が低く(160-192)設定されているが、元のタイプがノーマルであることから補正がかかり強くなっている。

パッシブスキル

  • B技後B技タイプ変化:初めてバディーズわざを使ったときだけバディーズわざのタイプが変化する

 バディーズわざのテキストにもタイプが変わると書いてあるのだからパッシブ枠1つ使わなくてもよいのでは?という気がする。もちろんメガシンカ後は死に枠。実質的な「かくとうチェンジ」か。

  • 被攻撃時わざゲージ↑5:技で攻撃を受けたときにたびたび自分のわざゲージを1増やす(メガシンカ後「攻撃時わざゲージ↑5」に変化)

 タンク役を担える耐久はないので微妙。全体攻撃を受けたときに使えるかもというくらい?

  • B技後攻撃アップ6:初めてバディーズわざを使ったときだけ自分の攻撃をどっかーんとあげる

 技に攻撃面のバフがなくて何かと思ったらパッシブに付いていた。自動的に6段階確保できるのは優秀。

  • 攻撃時わざゲージ↑5:技での攻撃が成功したときにたびたび自分のわざゲージを1増やす

 そこそこ優秀な消費ゲージ軽減。ボードにも「とびひざげり:わざ後わざゲージ↑2」があるため技回しは快適な部類。

ステータス比較

バディーズ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
コルニ&メガルカリオ 474 437 135 341 111 220
ミツル&メガエルレイド 489 435 129 388 156 232
ハルカ(21シーズン)&メガミミロップ 600 405 147 238 159 333

総評

 とにかく前例のない性能をしているため単純比較ができない。ヒカリ&ドダイトスやマジコスグリーン&カメックスのように「攻撃できるサポート」はいたが、攻撃する前に味方にバフをかけてバディーズわざでシフトするアタッカーは全くの新機軸。とにかく速攻で相手を削る必要のあるチャンピオンバトルのエリート攻略などではミツルあたりに軍配が上がりそうだが、バフが優秀なので初速を必要としないクエストでは安定感が高い。
 またメガシンカ前の技構成が完全にサポート、というかフウロスワンナとほぼ同じなのでそのまま運用しても十分使えそうである。

編成

 攻撃と素早さバフを自前で用意できるためほしいのは急所と可能なら命中。おそらくセットでの運用をデザインされているであろうアーティ(21シーズン)&トゲピーはちょうど両方を用意できて耐久面も足りているので好相性。2体でバフが十二分に足りるので残り1枠は相手にデバフをかけつつフェアリーのチームスキルを発動できるヒカリ(21シーズン)&マホイップや回復面をさらに補強できるエリカ(20シーズン)&キュワワーなどがいいだろうか。いずれも季節限定バディーズなのでチームスキルも発動できる。……編成難度が異様に高い点に目をつむれば。