One Step From Eden

 トロコンしたので紹介と攻略メモ的なものを書きます。

概要

 Nintendo SwitchとSteamで発売しているアクションRPG
ec.nintendo.com
store.steampowered.com

 「バトルネットワーク ロックマンエグゼ」「Slay the Spire」に影響を受けているとのことで、マスの中でアクションカードバトルをする戦闘システムは前者、敵を倒しながらデッキを構築していくスタイルは後者を連想させる。
 私は「ロックマンエグゼ」シリーズのファンだったので勢いあまってこの作品を購入したが、自ら構築したデッキで戦う「エグゼ」がTCG風であるのに対し、こちらは言うなればデッキ構築型カードゲーム。また「エグゼ」はストーリーや自機カスタム要素が売りだったのに対し今作はそれがほとんどないため、戦闘システム以外はかなり違った印象を受ける。
 公式サイトに「デッキ構築&弾幕アクション」とあるとおり難易度が上がるにつれ敵の攻撃が苛烈となる。(ほぼ)美少女キャラが弾幕をかいくぐりながらスペルを相手に叩き込むゲームなのでそういう意味では東方シリーズに近いかもしれない。
 ローグライクなので運も絡むが、挑戦するごとにプレイスキルやノウハウが蓄積されていく感覚があり、勝利のための筋道を選んで進んでいくのが非常に心地よい。

 4gamerの記事が大変よくできているのでそちらもおすすめ。
www.4gamer.net

 難易度が上がれば上がるほど避けゲーと化す。ボスはかなり頻繁に移動するため、避けながらでも当てられるマップ攻撃系のスペルを取っていくのが無難。またプレイするにつれ己に合うスペルが何かわかってくる。それと同時に「あ、別に無理してスペル取らなくてもいいんだな」ということに気付き始める。弱いスペル取って回転率下げるより厳選したスペルを回転させた方が強いのはあらゆるカードゲームにおいて普遍の真理だ*1
 なお公式PVとか他人のプレイ動画を見るとものすごい動きをしているので軽くドン引きするが、別にそんな域に達してなくても楽しめるので気にしない方がよい。

キャラクター紹介:シソ(ショケイ)

■長所

  • 中盤以降の武器の火力が非常に高い。
    • 道中の雑魚はほぼ一撃で仕留められるため被弾リスクを下げることに繋がり、プレイが非常に安定する。
    • 火力が概ね武器で事足りるので防御・回復系のスペルを強気にピックできる。
    • 終盤ともなればボスも武器を振っているだけで倒せる。

■短所

  • 武器の攻撃力も弱くスペルも弱い序盤を凌ぐのが辛い。
  • HPやマナ最大値、マナ回復速度は少ない部類(だと思う)のでスペルの使用に難がある。
  • ショップを使いづらい。

 正直シソが強すぎてバランスブレイカーなんじゃないかと思っている。ヘルモードと呼ばれる14段階のハードモードが存在するのだが、うち13まではシソで難なくクリアできた。14は流石にショップキーパーを使いました。
 ただこれは好みもあるようで、使い物にならないみたいな評価を受けているのもちらほら見る。プレイスタイルとの兼ね合いなのかもしれない。

その他

 コントローラでプレイすると非常に「それ」っぽいので、Steamで買った方はゲームパッドでプレイするのをお勧めする。

*1:実際にはデッキ枚数を参照する効果もあるので多い方が役立つ場合もある。