数々の《災厄の炎》を世に生み出してきたが、やはりピュアブリードが原点にして頂点なのではないか。
データ
- レギュレーション:初期作成(130)
- 使用サプリメント:EA+LM+HR
- ワークス:UGNエージェントB
- シンドローム:サラマンダー/サラマンダー
- Dロイス:「実験体」(LM p.63) (【精神】+4)
- 能力:肉体4/感覚1/精神6/社会2(使用経験点0)
- 技能:射撃1/知覚1/RC1/調達1/情報UGN1(使用経験点0)
- エフェクト(使用経験点105)
- LV7 《災厄の炎》EA p.106
- LV3 《コンセントレイト:サラマンダー》EA p.129
- LV5 《プラズマカノン》EA p.110
- アイテム(使用経験点15)
- 「ストレンジフェイズ」HR p.88
- 計120点
- ~99% 判定9(+侵)dx7+1 攻撃力21 侵蝕値6 行動値8 射程至近 範囲(選択)
- 100% 判定12dx7+1 攻撃力54 侵蝕値10
解説
LV7理論。サラマンダーピュアブリードのRCは【肉体】の4がどうしても気になって実践投入したことはないが実際に組んでみると別段どうということはない。ウロボロスやら何やらを噛ませる構築に比べて侵蝕値が安く上がるというのが大きい。
今回は取得レベル7-5-3の芸術点を優先したが、実際に使う場合は《コンセントレイト》と《災厄の炎》のレベルを適当に下げて《先陣の火》(EA p.107)を入れた方が範囲アタッカーとしての役割が持てるんじゃないか。
Dロイス
ダイスが欲しい。素の状態だと行動値が4しかなくあまりにもお粗末なので【行動値】もセットで補える安心と信頼の「実験体」。
LV7本当に強いのか問題
45点で攻撃力21(24)。LV1で止めてDロイスを「遺産継承者」(LM p.109)からの「雷神の槌」(RW p.56)にすると攻撃力13(16)になって30点浮く。30点で例えば《結合粉砕》(EA p.110)辺りをLV4で取得すればダイス数はイーブン(100%~こちらが上回る)で攻撃力はまあ装甲と差し引き、侵蝕値が重くなる。
実際のところダイスを補う手段は豊富に存在し、それをあえてDロイスで補うというのは初期構築故の経験点のやりくりのためである。よってキャンペーン等による成長を見据えた場合、《災厄の炎》の成長の余地を残しつつダイスを予め別途用意して、Dロイスを「遺産継承者」のような替えの効かないものにするというプランは十分にアリである。結局は環境とのバランス感覚だろう。
コメント
範囲RCアタッカーを作成する上で避けては通れぬたたき台といったところ。基本的にはこれとどうやって差別化するかというところから始まる。
しかしあまりにもストイックすぎる構築(言うなれば理論値みたいなもん)なのであくまで基準くらいに考えて実卓に持ち込むキャラはもっと遊び心があってもいいと思う。