ポケマス:カミツレ(アナザー)&エモンガ 評価

ステータス

レアリティ 5(6EX)
タイプ でんき
ロール テクニカル
弱点 こおり
入手 フェス

ざっくり評価

■長所

  • 「ほっぺすりすり」+「攻撃時異常付与G9」による全体確定麻痺が優秀
  • 「まひ相手攻撃時能力5種↓9」が強力でユニーク性能
  • 「ダイサンダー」によるエレキフィールド展開、「ダイウォール」による防御、「ひかりのかべ」など多芸

■短所

  • 攻撃/特攻は高いがわざの威力が低く、BDわざ以外のダメージには期待できない
  • トレーナーわざの性能がやや半端
  • エレキフィールド要員と考えた場合、1度の使い切りとなる

 まさかの3体目のカミツレギーマもそうだが、元々人気のキャラにバージョン違いを出して増やすのはモデルを使いまわせる点でも便利なのだろうけどそれでいいのかとも思う。
 しかも何故かダイマックスを持っている。ガラルのポケモンでもトレーナーでもないのに本当に何故なんだろう。ワンパチとかじゃダメだったのか?

わざ

わざ ゲージ 分類 タイプ 威力 命中 対象 タグ 回数 効果
でんきショック 1 特殊 でんき 17-20 100 相手1体 - - 10%の確率で相手をまひ状態にする
ダイサンダー - 特殊 でんき 400-480 - 相手1体 - - フィールドをエレキフィールドにする
ほっぺすりすり 3 物理 でんき 20-24 100 相手1体 - - 相手をまひ状態にする
ダイサンダー - 物理 でんき 400-480 - 相手1体 - - フィールドをエレキフィールドにする
ひかりのかべ 3 変化 エスパー - - 味方全体の場 - 2 味方全体の場を特殊ダメージ軽減状態にする
ダイウォール - 変化 ノーマル - - 味方1体 - - 味方を次回ダメージ防御状態にする
まぶしく輝く! - - - - - - - 1 BC-1、自分の特攻↑4、味方全員の特防↑2

 物理と特殊のダイサンダーを使い分けることができる。……これ意味あるのかな。「でんきショック」の部分が「エアスラッシュ」で「ダイジェット」になるとかだと強すぎた?
 「ほっぺすりすり」「ひかりのかべ」のいずれもゲージが重いので運用は工夫したいところ。

バディーズわざ:クラクラさせちゃうエレクトリックレイ

  • 分類:特殊
  • タイプ:でんき
  • 威力:200-240
  • 対象:相手1体
  • 効果:相手の能力がさがっているほど威力があがる

 「まひ相手攻撃時能力5種↓9」とシナジーする自己完結型のテクニカルバディーズわざ。バディストーンボードに強化パネルがないので派手さにはやや欠けるが、ステータスが高めのおかげでそこそこの数字が出る。

パッシブスキル、バディストーンボード

わざレベル 名前 効果
パッシブ まひ相手攻撃時能力5種↓9 相手がまひ状態のときは技での攻撃が成功したときに相手の攻撃と防御と特攻と特防と素早さを1段階さげる
パッシブ 登場時次回ゲージ消費0 登場したときに自分を次回ゲージ消費0状態にする
パッシブ 攻撃時異常付与G9 技での追加効果で状態異常にしたときに相手のバディーズ全員に同じ状態異常を付与する
1 まひ無効 まひ状態にならない
2 ほっぺすりすり:攻撃時攻撃アップ3 技での攻撃が成功したときに40%の確率で自分の攻撃を1段階あげる
2 ほっぺすりすり:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
2 まぶしく輝く!:技後技回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
2 ひかりのかべ:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
2 ひかりのかべ:技後技回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
2 でんきショック:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
3 ほっぺすりすり:相手まひ時威力上昇4 相手がまひ状態のときは自分の技の威力をあげる
3 抜群時威力上昇4 効果抜群のときに技の威力をあげる
3 BD技後防御アップ2 バディーズダイマックスわざをつかったあと自分の防御を2段階あげる
3 相手まひ時BD技↑3 相手がまひ状態のときは自分のバディーズダイマックスわざの威力をあげる
3 ひかりのかべ:技後特防アップG1 技が成功したときに自分のバディーズ全員の特防を1段階あげる
3 ダイウォール:BD技後特防アップG2 バディーズダイマックスわざをつかったあと味方のバディーズ全員の特防を2段階あげる
3 まひ相手攻撃時能力5種↓1 相手がまひ状態のときは技での攻撃が成功したときに20%の確率で相手の攻撃と防御と特攻と特防と素早さを1段階さげる
3 でんきショック:攻撃時ひるみ付与1 技での攻撃が成功したときに20%の確率で相手をひるみ状態にする
パッシブスキル

 「登場時次回ゲージ消費0」で「ほっぺすりすり」を使って相手全体をまひにして「でんきショック」を連打し「まひ相手攻撃時能力5種↓9」でズタズタにするデザイン。わかりやすくていい。最近だとカルネ(スペシャル)&ケルディオに近い。こちらは5種ダウンなので文句なしに強力だが、まひが前提なので相手をやや選ぶ。

BSB

 わざレベル1だと「まひ無効」しかない。しかし別にボードにこだわらなくても十分機能する。1体引きで止めておくのは“アリ”だ。
 わざレベル2では各種技がちょっとずつ便利になる。「ひかりのかべ」の回数回復も取れるので長期戦も可能となる。
 わざレベル3になると「まひ相手攻撃時能力5種↓1」でさらにおかわりできるようになるほか、「でんきショック:攻撃時ひるみ付与1」でひるみも狙える。
 しかし「ほっぺすりすり」の攻撃アップとか威力アップとか、的外れなパネルが多くてあまりうまみがない印象。レントラーみたいにエレキフィールドシナジーする効果があってもよかったと思うんだが。

ステータス比較

バディーズ(LV140) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
マーマネ&トゲデマル 546 243 156 158 182 409
カミツレ&ゼブライカ 876 342 115 189 115 369
カミツレ(アナザー)&エモンガ 705 370 176 370 176 331
シトロン&エレザード 570 115 204 289 204 427
デンジ&レントラー 776 331 203 284 203 275
N&ゼクロム 611 414 157 336 157 204
マリィ&モルペコ 650 356 178 336 178 387


 なんとでんきタイプのバディーズでは特攻1位、攻撃は流石にN&ゼクロムに劣るが2位というステータスを誇る。数字だけならゼブライカより高いぞ。

総評

 他のバディーズと組み合わせることで真価を発揮するコンボ型のバディーズ。確定まひ持ちでんきタイプかつエレキフィールドも張れるのでN&ゼクロムとの相性は抜群。バチバチにデバフをかけられるのでレジェンドバトルでも活躍が期待できる。
 ただまあ、こいつがいることで劇的にどこか攻略しやすくなるとかではないという感じもある。N&ゼクロムの相方はデンジ&レントラーで十分と言えなくもない。これからクリスマス・正月を控えた状態で引きに行くか?その判断が必要だ。

編成

 やはりN&ゼクロムと組ませたい。急所バッファーが別途必要なのでそこは素早さを補えるマジコスグリーン&カメックスとかトウヤ&ダイケンキで補っていきたい。トウヤならイッシュのシナジーもある。
 デバフとダイウォールを軸にした耐久型でも仕事はできるだろう。その場合は防御と素早さを補える組み合わせでいきたい。フウロスワンナとか。

レビュー:Hades

 トロコンしたので記事を書きます。プレイタイムはSteam表記で82時間。

 ギリシャ神話をモチーフにしたクォータービュースタイリッシュアクションローグライク(ライト)。冥界神であり王であるハデス……の息子ザグレウス王子が、地上に住まうオリュンポスの神々の手助けを受けながら、親父の領域(テリトリー)である地獄から抜け出さんとする物語。

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キービジュアルがまたかっこいいんだ

 通常攻撃、特殊攻撃、魔弾とダッシュを駆使して亡者どもを蹴散らすシンプルながら快適で爽快感のあるゲームプレイ。雰囲気のあるビジュアル、ノリノリのBGM、いい意味で予想を裏切る個性豊かなキャラクターの織りなすストーリーと、全体的な満足度が非常に高い。ゴージャスなゲームと言ってもいい。前にレビューした『Wizard of Legend』はドット絵でカジュアルな感じだったからそれとは対照的だ。値段でゲームの良しあしを決めるわけではないが、この価格帯でこのクオリティは素晴らしい。
youtu.be
 英語版のトレーラー。曲が非常にいいのでぜひ聴いてほしい。

 アクション部分の難度は、難易度設定にもよるが、理不尽ということもない素直な難しさと思う。プレイヤー自身が成長していき気付きを経て被弾回数を減らしていくいつものアレ。持ち帰ったリソースによる永続強化要素でどんどんザグレウスを強化できるからアクションがある程度苦手でも完全にどん詰まりになることはない……と思う。
 ストーリーもグッド。ローグライクでおなじみの「死に戻り」が世界観と噛み合っていて、リトライしながらも少しずつ進んでいくギミックは何度でも挑戦したくなる面白さがある。キャラがどいつもこいつも一癖あって惹かれるし、気まぐれで協力したかと思いきや急にキレて天罰を下してくるオリュンポスの神々も妙な人間味があっていい。
 欠点を挙げるとすれば、とにもかくにも進行が周回・アイテム収集を前提としているため、ある程度進めてからは延々と攻略目的の脱出を繰り返すことになる点。最強ビルドでRTAを目指すと考えれば苦ではないと言っている人もいたが……まあ、プレイは楽しいので苦行というほどではない。
 総評としては、人気も納得のナイスなゲームでした。買ってよかった。ちなみに好きな武器は秘された態の盾、好きなキャラはタナトスです。デューサもかわいいよね。

レビュー:Changed

 ハロウィンセールで買いました。トロコンしました。

 プレイしての最初の感想は「Changedのファンの人たちはこんなきついゲームプレイしてんの!?」だった。

 目が覚めたらパンツ一丁で研究所に閉じ込められていた男の子が襲い来る実験体たちを回避し謎を解きながら脱出を試みるゲーム。「ケモノと人間の物語」とあるとおり「ケモノ」――より正確に言えば、「獣化/TF/transfur/goo transformation」要素がふんだんに盛り込まれたゲームとなっている。その手のフェチにはたまらないだろう。ちょっとSCPやクトゥルフ感もあったりなかったり。

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サメはケモノに入りますか?

 敵にやられる、すなわちゲームオーバーになると主人公がこうしてラテックス状になった敵に覆われ獣化しておしまい。負けカット収集もひとつのお楽しみ要素と言える。わざと負ける必要があるんじゃないかという心配はご無用だ。普通にプレイしていれば幾度となくボコられることになる。

 ジャンルは謎解きアクション。ストアページからは判別できないが、見下ろしマップ移動をしつつ時にシビアなアクションを要求されることから『青鬼』や『魔女の家』に近いと思う。どうしようもない敵から逃げ回るところとかね……。

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回避と逃亡が主な対処手段である

 で、これがまた難しい。一撃でも食らえば即ゲームオーバーのオワタ式。かなりギリギリに設定してあるプレイ猶予。単体だとカジュアルだなあという印象のグラフィックも、当たり判定が重要なシーンではどこに触れたら死ぬのかわからず苦戦。その他数ある初見殺し等々……。TFか、いいなあというノリで購入すると後悔するのではと思わされるレベルの内容。ちなみにイージーとノーマルがあるけどイージーだと途中で強制バッドエンドになる(選択したあと説明される)ので実質ノーマル一択、救済措置はない。ゲーム始めてすぐに「必要最低限のヒントしかないので、詰まったら攻略情報を読もう」と表示されることからもやばさがひしひしと伝わってくる。


 ボリュームはそこそこ。攻略サイトを見ながら7時間でトロコン。先述のとおりかなり難しいが、めげずに続ければいつかできるくらいの難度ではあると思うので、鍛えるべきはむしろメンタルかもしれない。ゲームパッドにも一応対応しているがLスティックで移動するのは死ぬほどつらいので素直にキーボード使った方が楽かも。
 ちなみに好きなキャラはSnow Leopardです。上に書いたようなジャンルが好きでアクションにめげない心を持っているならオススメ。

ポケマス:バディーズサーチ(ガチャ)について

 数字のまとめ。

ガチャの種類

 ポケマスのガチャ=バディーズサーチには大きく分けて3種類存在する。それ以外に、チケット専用バディーズサーチのような特殊な形式もある。

通常のガチャ
  • 星3 73% / 星4 20% / 星5 7%
  • ピックアップ対象 2%(複数ピックアップの場合、2組か3組ならそれぞれ1.5%、4組だと0.5%、6組だと0.33%)

 ポケモンマスターズの基本となるガチャ。フェスとマスターフェス以外全部これと言い換えてもいい。恒常バディーズの実装ガチャ、季節限定ガチャ、選べる星5ガチャなど。
 SSRに相当する星5の排出率は7%と悪くなく、5/7の確率ですり抜けるものの、ピックアップ対象2%もガチャの中では良心的な部類と言える。ただポケマスは重ねて運用する前提のデザインも多いからなあ……。

ポケマスフェス
  • 星3 70% / 星4 20% / 星5 10%
  • ピックアップ対象 2%(複数ピックアップの場合、2組か3組ならそれぞれ1.5%、4組だと0.5%)

 いわゆるフェス。メギド72のように月末に定期的に開催されるなどということはなく不定期。星5が10%と通常に比べ当たりやすくなっているが、ピックアップ確率は据え置き。
 手持ちがまだ揃っていない、すり抜けてもうれしい初心者にとってはもちろん、手持ちが潤沢でものびしろ星5が手に入りやすいため通常のガチャよりはオイシイ。フェスのピックアップ対象となるバディーズは恒常入りしないのでそういった意味でも引きに行く価値の大きいガチャ。

マスターフェス
  • 星3 68% / 星4 20% / 星5 12%
  • ピックアップ対象 1%

 フェスよりさらに星5確率が上がっている一方、ピックアップ対象の排出率が絞られている地獄のガチャ。マスターバディーズと呼ばれる特殊なパッシブスキルを持ったバディーズが手に入る。最初の55連分はオマケが付いてくる。
 天井まで回しても1体も引けないなんてこともザラ。副産物はその分おいしいので最初から天井覚悟で回しに行くのが正しいかもしれない。なお、過去一度も復刻されていない。

ガチャの形式

 通常は、単発がダイヤ300個、11連がダイヤ3000個、1日1回限定お得なガチャがダイヤ100個である。
 このほか、ステップアップガチャや、3回限定の6連ガチャなど、ちょっとずつお得な形式も存在する。

天井

 バディーズサーチにはいわゆる天井がある。「バディーズサーチポイント」なるポイントを400溜めるとガチャから手に入る任意のバディーズ1組と引き換えられる。
 ポイントは、単発で3、11連ガチャで33、1日1回お得なガチャで1溜まる。何日もかけてお得なガチャで複数回引くことを考慮しない場合、11連ガチャを12回、単発1回、お得なガチャ1回でちょうど400ポイント。しめて36400ダイヤ。ガチャ回数にして134回分。定価*1だとだいたい37,000円ちょっとかかる計算になる。
 ポケマスのピックアップ期間はマチマチで、14日くらいで終わることもあれば、レッド&カビゴンのように約40日続くこともある。そのような場合は11連分の33ポイントをお得なガチャに置き換えることで(時間はかかるが)いくらか金銭的負担を抑えることができるだろう。

ダイヤの値段

 ポケモンマスターズにおけるダイヤの値段は以下のとおり。(2021年10月現在)

区分 個数 値段(円) ダイヤ1個あたり単価(円)
通常 100 120 1.2
通常 520 610 1.173076923
通常 1600 1840 1.15
通常 3200 3540 1.10625
通常 6400 7000 1.09375
通常 9800 10000 1.020408163
月限定 150 120 0.8
月限定 520 490 0.942307692
月限定 1600 1480 0.925
月限定 3000 3300 1.1
イベント 300 250 0.833333333
イベント 1800 1600 0.888888889
イベント 3900 3420 0.876923077
イベント 7000 5980 0.854285714
周年記念 300 120 0.4
周年記念 1300 980 0.753846154
周年記念 4000 2940 0.735
周年記念 14000 10000 0.714285714

 ポケモンマスターズのダイヤは高い部類に入る……と思う。通常の値段だと一番安くても1個あたり1円を超える。約3,061円で11連回せる計算。ただ最近はイベントも多く、だいたい月に2回くらいはイベント価格でダイヤを買えるので、よほど突っ張らない限り定価で買うことはほぼないだろう。
 イベント価格は通常の12~15%オフといった感じ。定価だと37000円かかる天井もイベント価格だと31000円、周年記念で26000円まで落ちる。
 なお、月限定の3300円で3000個ダイヤは「星5のびしろ」のおまけがついてくるだけで値段的には全然安くない点に注意。

その他

 フェスの復刻タイミングなどにこれといった法則性はない。季節限定バディーズサーチは1年後に抱き合わせで復刻することが確認されているが、2年後どうなるかはまだ2周年なので不明。

*1:10,000円で9800個

ポケマス:レッド&カビゴン 評価

ステータス

レアリティ 5(6EX)
タイプ ノーマル
ロール サポート
弱点 かくとう
入手 フェス

ざっくり評価

■長所

  • ステータスが全体的に優秀
  • 「勝利への戦略」の急所バフもBC加速も次回抜群威力上昇も全部強い
  • 「のしかかり」「いわくだき」といった搦め手も使える
  • 「ミニキズぐすりG」は現状唯一無二の性能
  • バディーズダイマックス技による使い減りしない回数回復or攻撃バフがバトルヴィラで有用

■短所

  • 急所率以外のバフが半端
  • 弱点を突くのが肝要なのに本人はノーマルなのでタイプのチームスキル発動に貢献しない
  • 「弱点を突けるバディーズ」とバフを別途用意する必要があるため、使い勝手が手持ちに左右される

わざ

わざ ゲージ 分類 タイプ 威力 命中 対象 タグ 回数 効果
のしかかり 2 物理 ノーマル 53-63 100 相手1体 - - 30%の確率で相手をまひ状態にする
キョダイサイセイ - 物理 ノーマル 400-480 - 相手1体 - - 自分の技の回数を1回復する
ミニキズぐすりG - - - - - 味方全員 回復 2 全員を約20%回復
いわくだき 2 物理 かくとう 46-55 100 相手1体 - - 50%の確率で相手の防御を1段階さげる
ダイナックル - 物理 かくとう 400-480 - 相手1体 - - 味方のバディーズ全員の攻撃を2段階あげる
勝利への戦略 - - - - - 味方1体 - 2 BC-1、急所率↑2、次回抜群威力上昇状態

 デバフ技2種とサポート技2種の最近のサポートロールによくある構成。BC加速が付いていて回数2回で「キョダイサイセイ」でおかわりもできる「勝利への戦略」が目を引く。
 反面、パッシブスキルやバディストーンボードも含めてステータス面のバフがほとんどない。元々バフが足りている相方が別途必要になる。

バディーズわざ:立ち塞がる最強の壁のノーマルインパク

  • 分類:物理
  • タイプ:ノーマル
  • 威力:300-360
  • 対象:相手1体
  • 効果:追加効果なし

 ノーマルなので少し威力が高い。

パッシブスキル、バディストーンボード

パッシブ BD技後回復付帯 バディーズダイマックスわざをつかったあと自分を回復付帯状態にする
パッシブ HP半減時防御↑G1 自分の残りHPが半分以下になったときに味方のバディーズ全員の防御を1段階あげる
パッシブ T技後特防アップG4 トレーナーが技をつかったときに50%の確率で味方のバディーズ全員の特防を1段階あげる
BSB 勝利への戦略:技後技回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
BSB(LV2) のしかかり:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV2) いわくだき:ダウン確率上昇1 技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる
BSB(LV2) いわくだき:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV2) どく無効 どく状態やもうどく状態にならない
BSB(LV2) 妨害状態解除 初めて自分がひるみ状態やこんらん状態やバインド状態になったときだけその状態を解除する
BSB(LV2) のしかかり:異常確率上昇1 技の追加効果で状態異常にするときの成功率をあげる
BSB(LV2) BD技後異常解除G9 バディーズダイマックスわざをつかったあと味方のバディーズ全員の状態異常を解除する
BSB(LV3) P技後攻撃アップG3 ポケモンが技をつかったときに40%の確率で味方のバディーズ全員の攻撃を1段階あげる
BSB(LV3) B技後こらえるG 初めてバディーズわざを使ったときだけ味方のバディーズ全員をこらえる状態にする
BSB(LV3) ダイナックル:威力+100 ダイナックル:威力アップ+100
BSB(LV3) B技後BC加速1 初めてバディーズわざをつかったときだけバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす
BSB(LV3) ミニキズぐすりG:HP回復技回復量増加1 HPを回復させる技を自分がつかったときのHP回復量をあげる
BSB(LV3) ミニキズぐすりG:技後技回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
BSB(LV3) BD技後防御アップ2 バディーズダイマックスわざをつかったあと自分の防御を2段階あげる
BSB(LV3) キョダイサイセイ:威力+100 キョダイサイセイ:威力アップ+100
パッシブスキル

 パッとしない。「勝利への戦略」による猛攻が売りなのでもう少し攻撃面に貢献するスキルがあってもよかった。
 回復付帯とT技後特防アップG4は「キョダイサイセイ」との噛み合わせで使い減りしないバフになるためバトルヴィラでは役立つかもしれない。

BSB

 わざレベル1だと「勝利への戦略」の回数回復しか取ることができないが、これが一番重要なので、1体引きでも十分に機能する。
 わざレベル2だとグッと汎用性が高まる。「いわくだき」のダウン率上昇、妨害状態解除あたりはとても便利。
 わざレベル3では主に「ミニキズぐすりG」関係のパネルが手に入るほか、P技後攻撃アップG3で確率かつゆっくりではあるが攻撃バフの後押しもできるようになる。

ステータス比較

バディーズ(LV140) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
チェレン&ムーランド 708 227 231 51 164 251
リーフ&イーブイ 700 202 232 158 233 245
レッド&カビゴン 698 224 268 200 288 239

 耐久面のステータスが優秀。特に特防が高い。素早さが多少低いが許容範囲だろう。

総評

 弱点を突けるアタッカーを用意して、トレーナー技をかけて、全体バディーズわざなんかでズドン、という運用が基本。どんなアタッカーでも殺傷能力を極限まで高められるキングメーカー的存在。FGOで言うとマーリン……は言い過ぎか。
 次回抜群威力上昇というギミック自体が「有利な状況をさらに有利に」という仕様のため、状況によってはオーバーキルになることもある。マジコスグリーンやアーティ(21シーズン)のように万能のサポート要員というわけではなく、いなくても別に困らないが、ユニーク性能が高いという感じ。

編成

 本体がノーマルタイプかつ確実に相手の弱点を突けて、それでいて地力が低いため抜群威力上昇の恩恵が大きいという点でグラジオシルヴァディとは強いシナジーを形成する*1。それ以外だと基本的にどのアタッカーとも相性がよい。先述のとおり急所率以外のバフが薄いのでそこを補完できるサポートロールと組ませたい。

*1:ノーマル技で攻撃するわけじゃないので「ノーマル・テクニカル」のチームスキルの半分は無駄になるけど。

ポケマス:何やったらいいかわからない人向け(編成)

前書き

 ここに書いてあることは個人的な指標なので、慣れてきたら自分の手になじむ構成を作ったほうがいいと思います。

※文中の「アタッカー」「テクニカル」「サポート」はいずれもバディーズのロールを意味する。攻撃を担う編成上の役回りは「攻撃役」などと書き分ける。サポートできるテクニカルとか、攻撃できるテクニカルとかもいるのでややこしい。

編成に際し考えること

バフを充実させる

 基本戦術の記事でも書いたが、とにかくステータスを上昇させて上から殴るゲームなので、3組の組み合わせできっちり揃うようにしたい。手持ちのサポートロールバディーズを見比べてアタッカーに不足している要素を補おう。
 なんとなくの優先順位は急所率>攻撃・特攻>素早さ>防御・特防という感じ。少なくとも急所率と攻撃・特攻は最大まで持っていきたい

チームスキルを発動させる

 特定の組み合わせでチームを編成すると発動するチームスキルのうち、「ほのお・アタッカー」などタイプを条件とするチームスキルはステータスへの補正の幅が大きい。これにより、同じタイプのバディーズを編成すると有利に戦える仕様となっている。
 これについては手持ちが揃っていないと難しいこともあると思うので、無理に狙う必要はない。手持ちがある程度整ってきたら意識するとよい。

誰で攻撃し、誰で敵の攻撃を受けるか考える

 基本的にはアタッカーを攻撃役に、サポートをタンク(盾役)にするが、テクニカルのバディーズでも攻撃面のステータスが高かったり、逆に耐久が高く回復付帯等でタンクを担えたりするものもいるので手持ちバディーズの性能を見て配置を考えたい。
 ポジションによって攻撃を受ける順番が好きに決められるため、耐久の高い順にするとよい。攻撃を受けたときに発揮するパッシブスキルを持つものは特にタンク適性が高い。

アーキタイプ

 大きく分けて以下の3種がある、と思う。

アタッカー+サポート+サポート

 アタッカーをサポート2組で支援する。攻撃面のバフが足りていないアタッカーをサポートAで補いつつサポートBで防御面を担当するとか、防御の薄いアタッカーをサポート2組でがっちり固めるとか。
 サポート2枚なので安定感が売り。ソウリョクバトルやレジェンドバトルといった長期戦にも強い構成。

アタッカー+テクニカル+サポート

 アタッカーをメインに据えつつ、テクニカルのバフ・デバフでさらに火力を伸ばし、サポートで地盤を固める。「にほんばれ」や「エレキフィールド」といった場の補正、「にらみつける」や「うそなき」といった耐久ダウンによって元々火力の高いアタッカーをさらに後押しする構成。
 速やかに火力で押し切りたいチャンピオンバトルのハードモードなどで特に有効な組み合わせ。

アタッカー+アタッカー+サポート

 アタッカーを並べた攻めに特化した編成。両方同じタイプのアタッカーにすることで「タイプ・アタッカー」のチームスキルが二重に発動し、さらなる火力の増加につながる。
 アタッカー2組がそれぞれわざゲージを食い合うのでプレイングは上級者向け。「ゴーストダイブ」のようにゲージを消費しない技や十分なゲージ加速能力を持ったバディーズを編成したいところ。

その他:毒殺耐久編成

 マジコスリーフで相手全体に猛毒を撒き、アイリスで相手全体の攻撃と特攻をガン下げし、プラターヌで耐久する。チャンピオンバトルのハードモードで「だいたいこれでどうにかなる」地獄の組み合わせ。基本的に耐久の向かないゲームシステムにおいて成立する数少ない耐久編成である。
 精度は落ちるがマジコスリーフはアザミ&ハブネーク、アイリスはゲーチスキュレムなどで代用が効く。

具体的にどんな組み合わせがいいのか?

 恒常や配布で使い勝手のいい組み合わせを適当に挙げてみる。

フウロスワンナ+カスミ&スターミー+任意のアタッカー

 ストーリー配布2組。フウロが回復と防御と素早さを、カスミが特防と回復付帯を扱えるので防御面はこの2枚でばっちり。攻撃面が揃ったアタッカーを使おう。グリーン&ピジョットあたりだとひこうのチームスキルが発動してよい。

ホップ&ザマゼンタ+プラターヌ&ゼルネアス+任意のアタッカー

 イベント配布2組。ホップが攻撃と防御と急所と回復を、プラターヌが特攻と特防と素早さをそれぞれカバーできる。アタッカーが自前のバフを持っていなくても活躍できる組み合わせ。

ジコスギーマサメハダー+ハルカ&ラグラージ+トウヤ&ダイケンキ

 恒常星5が3体。マジコスギーマの自バフはデメリットが付いておりお世辞にも使い勝手が良いとは言えないが、トウヤが攻撃と急所を最大まで持っていける上に素早さバフまで持っておりとても相性がよい。さらに「あまごい」を使えるハルカを入れて前のめりにしているがこの枠はカスミ&スターミーなんかでもいい。全部水タイプでチームスキルも発動してバランスがよい。

ライチ&ルガルガンククイルガルガンフウロスワンナ

 ルガルガンマスターズ編成。ククイの「にらみつける」で相手の防御を下げ、ライチの「ストーンエッジ」やバディーズわざを叩き込む。いわタイプとアローラのチームスキルが発動するのもよい。

ポケマス:リーリエ(21アニバーサリー)&ルナアーラ 評価

ステータス

レアリティ 5(6EX)
タイプ ゴースト
ロール 特殊アタッカー
弱点 あく
入手 マスターフェス

ざっくり評価

■長所

  • 特攻6段階急所3段階を自前で用意できるためサポートが不要で編成の自由度が高い
  • 一手でバフが完了するため即座に攻撃に移ることができる
  • マスターパッシブスキル「アローラの先導」が強力
  • 防御面以外のステータスが高水準
  • シャドーレイ」の威力が高く、メリット効果もある
  • 「B技急所狙い」による急所確定B技が強い
  • 「抜群威力上昇」「抜群時威力上昇」で弱点を突いた際の火力が高い
  • 実装時点でゴーストタイプのアタッカーが少ないため、相対的に価値が高い
  • 今後アローラのバディーズが実装されるたびに価値が上がる

■短所

  • 防御/特防がやや低め
  • リーリエなので、優秀なアローラのサポートロールである他のリーリエと同時に編成できない
  • ボードが2つの技に散っているため片方を主軸にすると物足りなく感じる
  • 爆発的に火力を伸ばすボードがないため、弱点以外の相手への火力はやや強力程度にとどまる
  • 「キズぐすり」は便利だが、アタッカーが持っていてもうまみが少ない

わざ

わざ ゲージ 分類 タイプ 威力 命中 対象 タグ 回数 効果
シャドーレイ 4 特殊 ゴースト 160-192 100 相手1体 - - 相手のパッシブスキル/こらえるを無視する
キズぐすり - - - - - 味方1体 回復 2 約40%回復
ムーンフォース 3 特殊 フェアリー 98-117 100 相手1体 - - 30%の確率で特攻を1段階下げる
月の輝きを! - - - - - 自分 - 1 特攻↑6、急所率↑3

 一切のデメリットなく特攻と急所率を最大まで上げられる「月の輝きを!」が目を引く。その代わりBC加速や抜群時威力上昇といったオマケもないシンプルな構成。T技で全てが完結するためか空いた道具の枠にはリーリエらしい「キズぐすり」がセットされている。ほぼ使う機会はないものと思われるが、アタッカー2体編成でゲージが厳しい際にターン送りとして使う機会があるかもしれない。
 「シャドーレイ」「ムーンフォース」はどちらも命中100。全体的に安定した構成と言える。しかしエスパー/ゴーストなのになぜ「ムーンフォース」なのか……と思ったが、原作のルナアーラもレベルだと「ねんりき」「ゆめくい」くらいしかエスパーの攻撃技がない。ピッピやアブリボンを使うフェアリー使いのリーリエともマッチしていていいんじゃないでしょうか。何より月の攻撃技ですし。
 

バディーズわざ:眩き願いを映すシャドーレイ

  • 分類:特殊
  • タイプ:ゴースト
  • 威力:250-300
  • 対象:相手1体
  • 効果:追加効果なし

 ムーンライトブラスターじゃないんだ?

パッシブスキル

パッシブ アローラの先導 味方のバディーズ全員の技の威力を10%あげる 味方のバディーズ全員の技で攻撃を受けたときのダメージを20%軽減する この効果は自分のチームにアローラのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する(1組増えるごとに威力上昇+10% ダメージ軽減+3%)(最大で威力上昇30% ダメージ軽減26%)
パッシブ 無傷時P技B技軽減5 HPが満タンのときは技やバディーズわざで攻撃を受けたときのダメージを軽減する
パッシブ 技後次回抜群威力上昇4 技が成功したときに50%の確率で自分を次回抜群威力上昇状態にする
パッシブ B技後技ゲージ増加6 バディーズわざをつかったあと自分のわざゲージを6増やす
BSB 特攻ダウン無効 特攻がさがらない
BSB 月の輝きを!:技後技回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
BSB(LV2) シャドーレイ:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV2) 初登場時場に技ゲージ加速 初めて登場したときだけ味方全体の場をわざゲージ加速状態にする
BSB(LV2) B技抜群時威力上昇2 効果抜群のときにバディーズわざの威力をあげる
BSB(LV2) 無傷時威力上昇1 HPが満タンのときは技の威力をあげる
BSB(LV2) キズぐすり:HP回復技回復量増加1 HPを回復させる技を自分がつかったときのHP回復量をあげる
BSB(LV2) ムーンフォース:技後技ゲージ増加3 技が成功したときに40%の確率で自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV2) ムーンフォース:ダウン確率上昇1 技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる
BSB(LV2) B技急所狙い1 バディーズわざで攻撃すると急所に当たりやすい
BSB(LV3) 技後BC加速1 技が成功したときに20%の確率で自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす
BSB(LV3) シャドーレイ:技ゲージ分威力上昇3 技を選択したときのわざゲージの残量が多いほど技の威力をあげる
BSB(LV3) 無傷登場時回復付帯 HPが満タンで登場したときに自分を回復付帯状態にする
BSB(LV3) キズぐすり:技後回数回復2 技が成功したときに30%の確率でその技の回数を1回復する
BSB(LV3) B技後異常解除 バディーズわざをつかったあと自分の状態異常を解除する
BSB(LV3) ムーンフォース:急所時威力上昇1 相手の急所に当たるときだけ攻撃の威力があがる
BSB(LV3) 特攻↑時B技威力上昇3 自分の特攻があがっているときはバディーズわざの威力をあげる
BSB(LV3) HP半減時次ダメージ防御 初めて自分の残りHPが半分以下になったときだけ自分を次回ダメージ防御状態にする
パッシブスキル

 なんといっても「アローラの先導」。元々特攻のステータスが高く技も高威力であり、そこにさらに補正がかかるので見た目よりも火力が出る。耐久面に貢献するのもうれしいところ。
 「無傷時P技B技軽減5」というアタッカーらしからぬパッシブはルナアーラの特性「ファントムガード」の再現か。
 「技後次回抜群威力上昇4」はランダムだがB技にうまく乗せられると非常に強力。「B技後技ゲージ増加6」の安定感もうれしい。

BSB

 わざレベル1だと「特攻ダウン無効」くらい。あると便利。
 わざレベル2だと「初登場時場に技ゲージ加速」「B技抜群時威力上昇2」「B技急所狙い」など役立つボードが増えてくる。
 わざレベル3でめぼしいのは「特攻↑時B技威力上昇3」くらいだろうか。「無傷登場時回復付帯」は「無傷時威力上昇1」とシナジーするため低い耐久をカバーしつつ火力にも貢献する。

ステータス比較

バディーズ(LV140) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
メリッサ&ムウマージ 521 133 135 359 177 340
マツバ&フワライド 776 383 114 315 114 336
リーリエ(21アニバーサリー)&ルナアーラ 701 336 137 400 137 336

 特攻が頭ひとつ抜けている。これに「アローラの先導」も上乗せされるので実際のスペックは高め。

総評

 高めのステータスにマスターパッシブスキルで補正をかけ、自バフを即座に完了させて命中100の技を安定して放つ、という上品にまとまった安定感のあるバディーズ。速攻も持久戦もこなせるオールラウンダー。特殊なギミックもないので初心者には扱いやすいかもしれない。少なくとも今後これを超えるゴーストタイプのアタッカーが実装されるのはだいぶ先のことになりそう(ギラティナ、ドラパルト、黒馬バドレックスとか?)なので、その点でも引く価値がある。
 強いて挙げるとすれば、別に弱点とかではないが、晴れ下での絶大な火力を誇るマジコスレッド&リザードンや、砂嵐で補正がかかるクダリ&アーケオスのような、特定の条件下での爆発的な火力というものがこのバディーズにはないので、その点は少し物足りないか。この点は過去のカイオーガグラードンのステータス、ボード調整を見る限り、おそらくマスターパッシブスキルのバランスをとるために設定されているものと思われる。

編成

 ゴーストかつアローラのタグを持つバディーズは通常とハロウィンの両アセロラが該当するものの、通常は砂パ要員、ハロウィンは混乱特化でクセが強い、と特にシナジーがない。ゴーストのチームスキルを発動させたい場合、アローラではなくなってしまうが、防御と特防を一挙にカバーできるBP配布のマツバ&ムウマージが好相性。またわざゲージを使用しないマツバ&フワライドと組んでダブルアタッカー編成にしてもいいだろう。
 アローラに絞って考えると、無理なく併用できそうなサポートロールはリーリエを除き3組。カキ&ガラガラは防御デバフも攻撃特攻急所率アップも噛み合わないので今一つ。スイレンオニシズクモは少々クセが強いが防御アップと回復付帯がいい具合に噛み合う。ヨウ&アシレーヌは特防バフとバディストーンボードの「P技後素早さアップG4」で(運次第ではあるが)足りていない素早さをカバーしてくれる。……ちなみに、素早さだけで言えばロイヤルマスク&ガオガエンも味方全体になんと6段階上昇をかけることができる。敵の攻撃ダウンもできるので案外アリな組み合わせかもしれない。