ポケマス:未実装バディーズ一覧

 この手の考察もとい妄想は空しい。でもそれをわかった上でやる。一応、地方タグのゲーム的な重要度が高まってきている(地方バトル、マスターパッシブスキル)ため、そういう意味では実装を予想する意味も多少はあるのかも。

カントー

  • ジムリーダー:ジムリーダーのキョウ、サカキ、グリーンが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:四天王のワタルが未実装
  • タイプ:じめん、むし、あく、はがねが未実装

 マジコスカントー組が強いので地方指定でも特に困ることがない安定した地方。グリーン&ピジョット、ナツメ&フーディンなど恒常でも優秀なバディーズがいるし配布のオーキド&ミュウやサカキ&ミュウツーも強力だ。
 未実装タイプはカントーにいないというより全体的に少なめのタイプ。じめんはともかく他は実装するとしたら誰かのマジコスか季節衣装くらいしか期待できない。

レッド/ファイア/アローラレッド

 マジコスレッドはポケモンマスターズにおいて特殊な存在である。マジコスだけで通常版がいないし、マジコスなのに主人公タグが付いている(リーフは主人公だがマジコスリーフは主人公じゃなくなっている)。衣装もマジコスにしては通常レッドの衣装に寄りすぎている……気がする。なので「マジコスでない」レッドが実装される可能性は一応残されているが、出ないんじゃないかなあという気もする。出るとしたら相棒はピカチュウだろうか?レッドでなくファイアが出る可能性もある。
 またレッドはアローラのすがたもある。よっぽどネタがなくなってからでないと出ないだろうが、アレくらい別デザインだとむしろアナザーとして出しやすかろうという気もする。何使うんだろうな。カビゴンとか?
 ちなみにマジコスレッドの衣装はFRLG-HGSS-BW2に出てくるリメイク版の衣装(FRLG主人公)よりは赤緑や金銀クリスタル、ピカブイのいわゆる初代デザインに近い。バディーズサーチ時の演出ではシロガネ山が出てくるので時系列的には金銀レッドの可能性がある。

ロケット団の首領サカキ/ジムリーダーのサカキ

 ポケマスに実装されているサカキ&ミュウツーのサカキはUSUMに登場するレインボーロケット団のサカキである。なので赤緑時系列のサカキは未実装であり、別途実装の可能性がある。
 じめんタイプのエキスパートなのでニドキングサイドンと共に実装する可能性が高く、現状不足しているじめんバディーズの穴を埋める有力候補。ニドキングならどくで実装してもおいしい。

アローラグリーン

 レッド同様。出るなら2人一緒に出そう。

カケル/アユミ/シン/ブルー

 ピカブイ組は現状未実装。出てくるとしてもかなり後の方になるか?

その他

 ポケマスのキョウは四天王タグが付いていてジムリーダーが付いていない。同じくグリーンもチャンピオンではあるがジムリーダーではないし、ワタルもチャンピオンだけで四天王ではない。ただそれを補完するためだけに別途実装する可能性は低く思えるので割愛。
 マスターバディーズになりそうなトレーナーは……アローラレッド/グリーンあたりだろうか?
 ジョウト以降の準伝ポケモンはいずれもレジェンドバトルに登場しているにも関わらず、サンダー/ファイヤー/フリーザーは影も形も出ていないのがすごく怪しい。ルギア爆誕みたいなイベントが今後あるとか、ガラル三鳥と何かしら絡めてくるのか、そこに期待したい。2周年でなんかあるかもね。

ジョウト

  • ジムリーダー:ハヤト、シジマが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:全員実装
  • タイプ:でんき、かくとう、どく、じめん、ひこう、いわが未実装

 ヒビキコトネシルバーの主人公ライバル組が晴れパでシナジーする以外はちょっと層が薄い地方。マツバやミカン、カリンなど単品で強いと言えば強いが……ただ最近マツバ&ムウマージやカリン&ブラッキーが実装されたのでその点ではちょっと豊かになった。設定上一部のトレーナーをカントーと共有しているせいで、本来ジョウト四天王でもあるはずのシバとキョウ、チャンピオンのワタルがカントーになっていて単純に頭数が減っているというのもある*1HGSSにはプラチナ同様のバトルフロンティアがあるが、ネジキがシンオウなのでタグはプラチナ準拠と思われる。
 今後バディーズが増える望みもかなり薄い。人気のジムリーダー(ミカンとか?)に季節限定衣装着せてジバコイルデンリュウ持たせるとかしないといかんのでは。

ハヤト

 未実装ジムリーダーその1。ひこうタイプのエキスパート。ジョウトタグにはひこうバディーズがいないのでありがたい。ポケマスリリース以降の新規実装キャラはアザミを除いてすべて星5なのだが、ハヤトが星5で実装されるかというとやや違和感がある。どこかのタイミングで星3や星4をまとめて増やすとかあるのだろうか。2周年とかね。
 エースポケモンピジョンだがそれは流石にアレなのでヨルノズクあたりで茶を濁してくると信じたい。一応HGSSやBW2では使うみたいだし。
2021/08/05 実装。まさかのオオスバメ

シジマ

 未実装ジムリーダーその2。かくとうタイプのエキスパート。サイトウとかいう恒常最強かくとうバディーズが出たので需要は薄いが、ジョウトタグの利点も一応あると信じたい。
 本編での使用ポケモンオコリザルニョロボンでどちらも第一世代。せっかくだからカポエラーでも使えばよいものを。オコリザルはタマゴポケモンでのグラフィックが既に存在する。

ミナキ

 ご存じスイクンハンター。スイクンとバディーズになるのはちょっと解釈違いというかハンター生命が終わってしまうので、むしろスリープとかで催眠厨してほしい気持ちがある。

ランス/ラムダ/アテナ/アポロ

 HGSSで名前と立ち絵が付いたロケット団幹部。付いたはいいがほとんどモブみたいなポケモンしか使わないので実装の望みは薄め。

その他

 マスターバディーズになりそうなトレーナーはちょっと思い浮かばない。マジコスヒビキとかもなんか違うし、ウツギはトレーナーじゃないし。
 伝説で言えばルギアとセレビィが未実装。使いそうなトレーナーもちょっと思い浮かばない。シルバーと対になるものとしてマジコスヒビキがルギアを使うとか、マジコスクリスがスイクンを使うとかはありそう。

ホウエン

  • ジムリーダー:テッセン、アダンが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:カゲツが未実装2021/08/09 全員実装
  • タイプ:でんき、あく、フェアリーが未実装

 突如マスターバディーズが実装されてタグの価値が爆上がりした地方。それを抜きにしても、主人公も強いしダイゴも強いし星4以下だってツツジやラン、ゲンジは使いどころあるし、と他地方に比べると優遇気味。だがチャンピオンバトルではシンオウと一緒に飛ばされてイッシュに先を譲った。ちょうど未実装のでんきタイプをテッセン、あくタイプをカゲツでカバーできるのでタイプも充実している。フェアリーは……ルチア&チルタリスが一応ムーンフォースを使える。
 その上フロンティアブレーンという鉱山がまだ眠っている。あいつらタイプを選ばないからちょうど足りないところを補えて強いんですよ。

テッセン

 でんきタイプのジムリーダー。メガシンカするライボルトを使うのが予想としては無難。物理アタッカーはカミツレやNで足りているので特殊アタッカーを期待したい。

アダン

 エメラルドでミクリの代わりにルネシティのリーダーをしている人。みずタイプ使い。ホウエンタグかつみずタイプ持ちはアオギリカイオーガと強烈にシナジーするので性能次第では一線級もあり得る。ナマズンがじめんタイプで実装してもそれはそれでマツブサグラードンシナジーしておいしい。

カゲツ

 あくタイプの四天王。メガシンカするアブソルを使うのが妥当なところ。しかしアブソルなら物理アタッカーになりそうなものだが、既にトウヤ(20シーズン)&グラエナやカリン&ブラッキーがいるのでちょっと差別化を図ってほしい。
2021/08/09 実装。予想通りのメガアブソル。テクニカルで差別化を図ってきた。

カガリ/ホムラ/ウシオ/イズミ

 マグマ団・アクア団幹部。なんとイベントで既に3Dモデルが実装されている。惜しむらくは彼らが使いそうなサメハダーグラエナは既に埋まっている点だろうか。ポケモンがかぶる事例もあるので可能性としてなくはないが……。

リラ/ヒース/コゴミ/ウコン/ジンダイ

 エメラルドのフロンティアブレーン。ダツラとアザミがホウエンなので残りも追随するものと推察。作中屈指の実力者なのになぜか星4実装なのが気がかりだが……。
 プラチナのブレーンも同様だが、彼らの使うポケモンは大抵他のトレーナーとかぶっているか準伝かのどちらかであるため、実装に多少の難がある。だからこそ使用ポケモンが完全に不定のダツラとネジキ、使用ポケモンが非常に印象的なアザミのみが実装されているというのも一応うなずける。もちろんポケモンかぶりも準伝バディーズも存在するので、単純にタイミングを見計らっているだけの可能性もある。

ギリー

 ORASに登場するひみつきちマスター。相棒はフライゴンなのでもし実装すればマツブサとのシナジーが期待できる。

その他

 ユウキはORAS準拠の見た目でメガバングルを持っているのにメガジュカインに進化できない*2。プリムのオニゴーリメガシンカするのにゲンジのボーマンダメガシンカしない謎もある。ヒガナのレックウザボーマンダも同様。また、ゲンシカイキも実装されていない。
 伝説のポケモングラードンカイオーガレックウザが全部実装されていて、ジラーチデオキシスが未実装。
2021/09/01 ホウエンの先導であるマスターバディーズのダイゴと色違いのレックウザが実装され、メガレックウザに進化可能となった。ヒガナ……。

シンオウ

  • ジムリーダー:トウガンが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:リョウ、キクノ、ゴヨウが未実装
  • タイプ:どく、ひこう、エスパー、むし、あくが未実装

 マジコスシロナやアカギ、デンジ、ヒカリなど単体で役立つバディーズはいるが全体的に地味目な実装の地方。登場するトレーナーは多いが未実装も多いので伸びしろはある。

コウキ(主人公)

 なんと男主人公が未実装である。同じく未実装組だったサンムーン主人公が揃って実装されたのでメインタイトル組ではかなり不遇なポジションとなってしまった(あと未実装はレッド以外だとUSUM主人公と剣盾主人公くらい)。ヒカリはバレンタイン衣装まであるのに……。おまけにゴウカザルはオーバが持って行ってしまったので御三家が余っていない。まあ、かえってディアルガギラティナエムリットなんかを相棒にできる可能性があるともいえる。

トウガン

 はがねタイプのジムリーダーでヒョウタのおとうさん。相棒はおそらくトリデプス。はがねタイプは今いる連中で相当間に合っているのであまり言うことがない。汎用サポートだと嬉しいくらい。

リョウ

 むしタイプの四天王。やはりエースであるビークインを期待したい。むしタイプはアデクウルガモスがほぼ完成形とはいえまだまだ層が薄いので期待したいところ。

キクノ

 じめんタイプの四天王。相棒はカバルドンの印象が強い。貴重なじめんタイプでしかも「すなおこし」持ちの可能性があり、シロナ&ガブリアスとのシナジーが期待できる。

ゴヨウ

 エスパータイプの四天王。使用ポケモンのうちチャーレムフーディンドータクンエルレイドが既に使われているちょっとかわいそうな人。残りはバリヤード、エーフィ、キリンリキくらいしかいなくてパッとしない。エスパータイプ自体はミュウツーがいるとはいえ正統派のアタッカーが足りていないので、例えばサイコカッターを使うエスパー物理のエルレイドで実装とかすると差別化もできていいかもしれない。

ミル/ゲン/バク

 道中で登場しダブルバトルの相方を務めてくれるトレーナー。かなり出番は少ないが印象に残っている人も多いらしく(特にゲンさんはアニメでも活躍する)、5人のうちモミとマイは既に実装されている。
 同行する際のポケモンに合わせるのであれば、ミルはユンゲラー、ゲンはルカリオ、バクはネンドールが相棒。いずれも層が薄めのタイプなので悪くない。

マーズ/ジュピター/サターン

 ギンガ団幹部。それぞれブニャットスカタンクドクロッグがエースポケモンでいずれも既存バディーズとかぶっておらず実装した際の有用度は高め。今実装されているアカギがどうもレインボーロケット団世界線っぽいので幹部がどう絡んでくるのかは難しいところだが……シンオウイベントでもあればあるいは。

クロツグ/ケイト/コクラン/ダリア

 プラチナのフロンティアブレーン。うちコクランはモデルが先行実装されており、バトルヴィラでヘルガーを使ってくる。
 ケイトはダツラやネジキと同様使用ポケモン不定のジョーカー枠。クロツグドサイドンレジギガス、ダリアはバシャーモのイメージがあるが、どうなるか。
2021/08/26 2周年記念PVでコクラン&エルレイドがゲーム内3Dモデルのみ登場。ただし敵としては既に実装されているので、今後この組み合わせで実装されるとは限らない。

その他

 バトルキャッスルにはカトレアも登場するがグラフィックのみでバトルはしない。実装済みのBW四天王版と敢えて差別化して実装するメリットもないし望み薄。
 第四世代から準伝と伝説の数が非常に増えており、マスターバディーズ候補のポケモンも多数存在するが、逆にそれらしいトレーナーはあまりいない。地方を代表する実力者という意味ではクロツグやゲンだろうか?

イッシュ

  • ジムリーダー:デント、ポッド、コーン、アロエ、シャガが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:全員実装
  • タイプ:いわ、はがねが未実装

 現時点で実装されているバディーズが最も多い地方。単純に二作分のキャラが一緒になっているというのもあるし、公式に推されているというのもある。
 ラインナップも強力。単純にチャンピオン相当のフェス限キャラが3種(アデク、N、アイリス)もいる上に恒常でもトウヤやマジコスギーマ、マジコスカミツレなど錚々たる顔ぶれで、配布のフウロも強い。おまけに季節限定の派生キャラが多くしかもどれも強い(クリスマスメイ、ハロウィントウヤ、イースターアーティ)。マスターバディーズが実装されたら一番強い地方になるんじゃないか。
 ちなみにポケモンマスターズだと時系列はBWとBW2のいいとこどりのような感じになっている。

ヒュウ

 BW2のライバル。御三家以外だと序盤からずっと持っているケンホロウが有力候補。結構強烈なキャラクターだが不思議と影が薄い気がする。

ルッコ/テンマ

 ポケドル。厳密に言うとトレーナーではないが、ポケモンを扱う固有グラフィックありのキャラクターなので実装してもおかしくない。

デント/ポッド/コーン

 最初のジムの三兄弟。三色猿を使う。ぶっちゃけ御三家タイプは間に合っているので需要はそこまでない。そのうち星3とかで一斉に実装されそうではある。

アロエ

 ノーマルタイプのジムリーダー。エースはミルホッグ。ノーマルはよほどハイスペックじゃないと存在意義が怪しいところ。テクニカルでならワンチャン?

シャガ

 アイリスと対となるドラゴン使いのジムリーダー。オノノクスが思いっきりかぶっているのでもし実装するならクリムガンだろうか。ドラゴンタイプは現状かなり飽和しているのであんまり嬉しくない。サポートならあるいは。

ヴィオ/ロット/アスラ/スムラ/リョクシ/ジャロ

 七賢人の一部とはバトルできるので一応トレーナーにカウントしてもいいかもしれない。ただ使用ポケモンはモブ寄り。

ダークトリニティ

 ゲーチスに仕える謎の3人組。固有名がないので実装するとしたらどうするんだろ。ポケマスにもゲーチスのイベントで名前だけ出てきた。
 アブソル、アギルダージュペッタがそれぞれエース。

アクロマ

 BW2のプラズマ団ボス。ギギギアル使いそう。ここまでBWの話を掘り下げておいてなおアクロマが出てこないのはなんとなくタイミングを逃してしまっている感もある。

ノボリ/クダリ

 サブウェイマスター。他作品でいうところのフロンティアブレーンに相当するキャラ。6月28日のプロデューサーレターで実装が発表されそう。「マスター」という意味深な役職と他のイッシュバディーズがほぼ出揃ってしまっていることから、マスターバディーズではないかという推測がある。
 使用ポケモンは多彩だが、他とかぶらないようにしようとするとある程度限られる。ノボリはドリュウズ、クダリはシビルドン辺りがきそう。
2021/06/30 ノボリ&ドリュウズ、クダリ&アーケオスが実装。なるほど砂パでシナジーするようにするとは流石。

バンジロウ

 アデクの孫。手持ちがラティ・600族ドラゴン・ウルガモスなのでどれを選んでも微妙。ほのおウルガモスアデクと差別化するとかが無難か?

その他

 現在実装されているカミツレゼブライカのビジュアルはBW2のもの。マジコスカミツレはBWに近い髪形だが金髪ではないし服装も違う。通常カミツレエモンガあたりで別途実装する可能性はある。
2021/08/30 マスターバディーズのN(21アニバーサリー)&レシラムが実装。そ、そう来たか。

カロス

  • ジムリーダー:ゴジカが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:パキラ、ドラセナが未実装
  • タイプ:どく、じめん、ゴースト、ドラゴン、あくが未実装

 第6世代。ゼルネアスとイベルタルが一挙に実装されたのが記憶に新しい。主人公であるカルムが御三家でないポケモンを相方にしている珍しいパターンで*3、そのせいでブリガロンゲッコウガが未実装となっている。
 フェアリータイプが初めて登場した地方で本編でもフィーチャーされているせいか、プラターヌ&ゼルネアスとカルム&サーナイトの2組のオーバーパワーが目立つ。セレナ(21シーズン)&エルフーンもそこに加わる。もちろん通常セレナもダークライと呼ばれるほど強い。それ以外はパッとしない。そもそも実装されている絶対数が少ない。

サナ/ティエルノ/トロバ

 仲良し5人組。主人公がフォッコだとサナはハリマロンを選ぶのでブリガロンはサナが担うと自然。ティエルノはシザリガー、トロバはフラージェスがエース。

ゴジカ

 エスパータイプ使いのジムリーダー。シンボラーニャオニクスヤドキングを使う。この中だとシンボラーだろうか。カルムとは別のメスニャオニクスの可能性もあるか。

パキラ

 ほのおタイプの四天王。第6世代のポケモンではカエンジシファイアローを使う。

ドラセナ

 ドラゴン使いの四天王。第6世代のポケモンではドラミドロオンバーンを使う。現状ドラゴンタイプは飽和しているので、ドラゴン使いだがはがねバディーズになったキバナ&ジュラルドンのように、ドラミドロを使うどくタイプバディーズになるかもしれない。

コレア/アケビ/バラ/モミジ/クセロシキ

 フレア団。色々ネタバレになりそうな人も他にいたりするが、実装できそうなのはこの辺かな。

AZ

 色々すごい人。使用ポケモンコータスシンボラーゴルーグだけど流石にフラエッテかなあ。設定上間違いなく実装しづらいタイプのキャラ。

デクシオ/ジー

 先輩トレーナー。どちらかというとサンムーンの印象が強い。デクシオはエスパー、ジーナはこおりタイプをそれぞれ使う。

ルミタン/ラジュルネ/ルスワール/ラニュイ

 HGSSにも同様のバトルシャトレーヌがいるが、ネジキと同じくおそらく初出のこちらがタグに付くものと推測。フロンティアブレーン同様、使用ポケモンに幅があるため実装タイプが全然読めない。
2021/07/28 BPチケットにルスワール&エンテイが実装。準伝を持たせる枠として適任と思われたか。

その他

 カロスのバディーズではないが、ストーリー上の演出でフーパの実装が内定している。
 マスターバディーズになりそうなキャラは……誰だろう。AZは設定が難しそうだし、デクシオとジーナは流石にその器じゃない気がするし。

アローラ

  • しまキャプテン:イリマが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:全員実装
  • タイプ:かくとう、エスパー、ドラゴンが未実装

 リーリエ一家、主人公2人、そして今回の4人連続実装と「来るときに一気に来る」ことが多いアローラ組。全体でも実装数は多め。タイプもまあまあ多岐に渡っていて、ライチやカキといった汎用的に強いバディーズもいる。なお設定上チャンピオンが存在しないためか、ジョウトと同じくフェス限定バディーズが2021年6月現在で存在していない。
 ソルガレオが実装されているものの何故かポケマス主人公のバディーズになってしまった。誰に持たせるかというと確かに難しいところではあるのだが……。ほしぐもちゃんの設定とかどうなってるんだろ。

コウタ/コウミ

 USUM主人公。NPCとして登場するわけではなく、公式のスクショから得られるいわばデフォルトネームであり便宜上こう呼ばれている。キョウヘイ/メイが普通に実装されているのでヨウ/ミヅキとは別個に出てきても何らおかしくないが、御三家が全部埋まっているためじゃあ何を相棒にするのかという問題がある。まあ、それこそなんでもいいし、ネクロズマでもいいんだけど。

イリマ

 ノーマルタイプのしまキャプテン。エースはデカグースまたはネッコアラ。常時寝てるギミックなんか登場したら面白いかもしれない。

ザオボー

 戦うエーテル財団員こいつくらいしかいない。スリーパーがエースだがアローラのポケモンで言えばハギギシリが妥当なライン。

リュウ

 2020年の夏イベントで3Dモデルだけ実装されて以来放置されているかわいそうな人。ドラゴン使いでイベントではバクガメスを連れていた。

ダルス/アマモ/ミリン/シオニラ

 ウルトラ調査隊。うち2人は戦わず2人はトリミアンベベノムを使ってくる。実装しなそうだなあ。

その他

 サンムーンには国際警察のリラが登場する。ただこれまでの傾向からすると、別バージョンで実装されたとしてもタグはホウエンになる可能性が高い。ギーマも同じ。
 マスターバディーズになれそうなトレーナーはちょっと思い当たらない。ルザミーネの例のアレとか別バージョンで出たりするんだろうか?
2021/08/28 リーリエ(21アニバーサリー)&ルナアーラがマスターバディーズとして実装。

ガラル

  • ジムリーダー:ヤロー、カブ、オニオン、ポプラ、マクワ、メロンが未実装
  • 四天王及びチャンピオン:四天王は存在せずダンデのみ実装済
  • タイプ:大部分が未実装

 2020年11月のユウリ&ザシアン実装を皮切りに登場した剣盾の面々。その後、初のマスターバディーズであるダンデの登場にユーザは沸いたが、ダイマックスが未実装(プロデューサーレターによれば2周年での実装に向けて動いているとのこと)であったためなんとなく不完全燃焼となった。実装されてもプレイヤーが使えるシステムとは限らないしね……。
 少しずつ増えてきてはいるものの他の地方に比べるとまだまだ未実装が多い。既にマスターバディーズがいる状態なので、増えれば増えるほど強い。

マサル

 男主人公。剣盾はもう片方の主人公がライバルとして登場する作品ではないので設定上の齟齬はないが、ザシアンを持つユウリを「主人公」と仮定した場合、ザマゼンタはホップに渡るはずなので、マサルがそれを持って実装することは考えにくい。適当な御三家か、あるいはこちらもフェス限でムゲンダイナを引っ提げてくる可能性もある。
⇒2021/08/12 マジコスダンデがムゲンダイナを持ってきたので可能性がほぼなくなってしまった。ユウリホップダンデが伝説持ってるのにマサルだけエースバーンとかになってしまうのか。

ホップ

 ライバル。ユウリがザシアンを持っているので本編通りならホップがザマゼンタを持っていることになる。とはいえ御三家も余っているしバイウールーの印象も強いので、無難なところに収まるような気がする。仮にエースバーンだった場合、ダンデと非常に相性がよく、兄弟並べてのPTがアツい。
2021/08/12 2周年前夜祭でザマゼンタと共に実装。

ビート

 ライバル。ブリムオンで実装されるものと思われる。ホップと同時に恒常入りとかかなあ。

ヤロー

 くさのジムリーダー。キョダイマックス対象でもあるアップリューでの実装が濃厚。

カブ

 ほのおのジムリーダー。キョダイマックス対象でもあるマルヤクデでの実装が濃厚。ほのおタイプかつガラルなのでダンデとの相性がすこぶる良い。

オニオン

 ゴーストのジムリーダー。キョダイマックス対象はゲンガーだがキクコとかぶっているので、サニゴーン辺りでの実装が無難か。サイトウがネギガナイトで実装されたことからもかぶりはなるべく避ける方針のようである。
⇒2021/08/26に公開された2周年記念PVにおいて3Dモデルが登場。実装は近いか。

ポプラ

 フェアリーのジムリーダー。キョダイマックスはマホイップなのだが……バレンタインのヒカリが既にマホイップと組んでいる。どうするんだろう。ガラルマタドガスとか?

マクワ

 いわのジムリーダー。キョダイマックスはセキタンザン。ガラルのポケモンなのでそれでいいと思う。

メロン

 こおりのジムリーダー。ポケマスでのキバナの話にちょっと出てくる。キョダイマックスはラプラスだがカンナとかぶっているので……いや、改めて考えるとジムリーダー8人いて3人もカントー四天王のポケモンとかぶってんのな。キョダイマックスがカントーとガラルのポケモン中心とはいえどうにかならなかったのか。それはそうとガラルはこおりタイプが豊富なので、コオリッポ、ヒヒダルマ、バリコオルと選択肢は豊富にある。

オリーヴ

 秘書。キョダイマックスはダストダス。貴重などくタイプ使いなのでぜひとも実装されてほしい。

ローズ

 偉い人。はがねタイプ使いでキョダイマックスはダイオウドウ。
2021/08/18に公開された2周年記念PVにおいて、新たなストーリーである悪の組織編の背景にシルエットが登場している。マクロコスモス、悪の組織かなあ。

ソッド/シルディ

 シーソーコンビ。騎士らしくネギガナイトを使うがそれはサイトウが先約済みなのでどうだろう。キリキザンギギギアルを使うのだろうか。

クララ

 追加キャラの1人。どくタイプ使いでエースはガラルヤドラン。オリーヴ同様どくタイプバディーズとしての実装が望まれる。

セイボリー

 追加キャラの1人。エスパー使いで本人もエスパーのやつ。こっちはガラルヤドキングを使う。エスパーとして実装されるのかな。

マスタード

 追加キャラの1人。ダクマのイベントに出てくるトレーナーで、主人公と別のウーラオスを使う。

ミツバ/ピオニー/シャクヤ

 一応、戦えるトレーナーではあるけど……というレベルの追加キャラ達。実装優先度は限りなく低そう。

その他

 第17回プロデューサーレターでの言及は「ダイマックスポケモンが登場するバトルの開発」なので、単にマックスレイドが実装されてプレイヤーが使えるわけではない可能性も十分にある。でもダンデのリザードンにはキョダイマックスしてほしいよなあ。
⇒2021/08/12 ダイマックスバディーズわざを持つマジコスダンデ実装。ただ実装されたのは原作通り“攻撃モーション中だけムゲンダイマックスのすがたになる”というムゲンダイビームだったので、これだと単に新しい技の枠が1つ追加されただけにすぎない。ダイマックス状態は登場していないと言える。
2021/08/26 2周年記念PVでキバナ&フライゴンがゲーム内3Dモデルのみ登場。敵としては既に登場している組み合わせなので、今後この組み合わせで実装されるかは不明。

その他の実装の可能性

 ポケモンコロシアムポケモンXDも一応ポケモンシリーズなのでレオやリュウトが実装する可能性もなくはない。
 一方アニポケからの実装は……どうだろう。一応コラボ的なイベントで色違いのセレビィが出ていたりもするが、あれとかロケット団はいわばアニポケから本編への逆輸入なので、逆輸入後の実装はともかく直接の実装はないんじゃないかと考えている。逆に言うとゲーム本編に出てくるサトシゲッコウガなんかは実装できることになるんだが……。

*1:厳密に言うとセキエイ高原はカントー地方にあるので、むしろイツキやカリンがカントーにならないとおかしい……は言い過ぎか。

*2:実装タイミングの問題など色々あったのだろうとは思うが。

*3:これ以外だと主人公が4人いるためやむなくウォーグルになったキョウヘイ、フェスで実装したユウリが該当する。

レビュー:箱庭えくすぷろーらもあ(Steam版)

 トロコンしました。

store.steampowered.com

概要
自由度が高いドット絵のクォータービュー視点のアクションゲームです。
可愛い女の子のモンスターに殴られたり、ヒップアタックされたり、巻きつかれたり、ちゅっちゅ吸われたり、食べられたりします。
(Steamストアページより)

 この売り文句とスクリーンショットを見て心当たりのある人は買ってもいい、と思う。

 概要にあるとおりクォータービューで高品質なドット絵がぐりぐり動く。アクション操作で敵を倒してレベルを上げ、ドロップした金で武器や防具を揃えて戦っていく非常にオーソドックスなアクションRPG。ただしそのノリは独特。敵のほとんどがいわゆるモンスター娘で、アイテム管理やガイドをしてくれるNPCスクール水着を着た「すく水」なるキャラクター。作者の「RPGで普通はできないけどこういうことできたら面白いな」という想いが反映された結果実装された、村人の頭の上に乗ると嫌がられたり、後ろから接触して尻を触ったりできるシステム。その他、有名ゲームなんかのパロディ等々。
 アクション部分は元々フリーゲームだったということもあり非常にシンプル。移動、ジャンプ、攻撃、アイテムのみ。一点、マップ切り替えの判定が緩すぎるせいで戦っている間に別エリアに移動する事故が頻発するのがちょっと煩わしいくらい(慣れればどうということはない)。イージーモードでやったからさらっと行けたけどハードにすれば歯ごたえが出るのかな?
 グラフィックや音楽も申し分ない。「箱庭」のとおりマップが四角いテラリウムのように切り取られているのだが、ドット絵ながら雰囲気が出ていて引き込まれる。敵のドット絵もかわいい。

f:id:north-seeker:20210622223250p:plain
水中マップが特に好き

 性的な要素――恐るべきことに、ほぼ修正なしでNintendo Switchに移植されたらしい――については、せいぜいCERO-C程度のカジュアルなものであるが、特定の趣味に刺さるであろうことは想像に難くない。ただその、パロディ部分も含めてなんだけど、ノリがちょいレトロというか、コミックボンボン的というか。尻触ったときに「ぽよよーん」というテキストと尻のアップのグラフィックが出るのってギャグ感の方が強いというか。これは好みの問題かな。パロディは「砂の町トトリ」「南国ナワオキ」「炎の町シュウゾウ」とかそういうやつです。

f:id:north-seeker:20210622223337p:plain
『MOMODORA』とか『シャンティ』で見たアレの3Dアクション版

 ボリュームはあっさり目。初見、ほぼ攻略サイト確認せずに*110時間でトロコン。すごく面白い!ぜひやるべき!とかそういうやつではないが、総じてカジュアルに楽しめるいいゲームだったと思う。ハードなのが見たかったらそれはその手のゲームをDLsiteあたりで探してねってことでひとつ。
 ……ちなみに、プレイ後にpixivでファンアートを探したらほとんどなくて驚いたんだけどインディーゲームってこんなもんか。その筋の人にはウケそうなんだけどな。

*1:というかネットに攻略情報があまり転がっていない。

ポケマス:マツブサ&グラードン 評価

ステータス

レアリティ 5(6EX)
タイプ じめん
ロール 物理アタッカー
弱点 こおり
入手 マスターフェス

ざっくり評価

■長所

  • バフが自己完結している
  • マスターパッシブスキル「ホウエンの闘志」が強力
  • 晴れシナジーが強力
  • ステータスが高い
  • だんがいのつるぎ」の威力が高い
  • 実装時点でじめんタイプのアタッカーが少ないため、相対的に価値が高い
  • 今後ホウエンのバディーズが実装されるたびに価値が上がる

■短所

  • 防御/特防が低い
  • じめんタイプのバディーズが少ないため、チームスキルを発動しづらい
  • 特攻のバフが4段階で止まる、「ホウエンの闘志」の恩恵が受けられないなど「ソーラービーム」が割を食っている

わざ

わざ ゲージ 分類 タイプ 威力 命中 対象 タグ 回数 効果
だんがいのつるぎ 4 物理 じめん 189-226 85 相手1体 - - 追加効果なし
クリティカット+ - - - - - 自分 - 2 急所率↑2
ソーラービーム 2 特殊 くさ 125-150 100 相手1体 - - 晴れ時待機なしで攻撃する
新たなる大地を! - - - - - 自分 - 2 攻撃/特攻↑2 防御/特防↓2 晴れ時攻撃/命中↑1、次回抜群威力上昇

 防御/特防ダウンのデメリットはあるが単体で攻撃6段階、特攻4段階、命中2段階、急所率3段階までカバーできて次回抜群威力上昇も付けられるのは非常に優秀。「だんがいのつるぎ」の威力も文句なしに高い。晴れシナジーのある「ソーラービーム」は「ホウエンの闘志」の恩恵がなく特攻も4段階までと割を食っている節があるが、バディストーンボードでやたらと強いパネルが割り振られておりそちらでバランスをとっているものと思われる。
 ちなみにNPCグラードンは「だいもんじ」を使ってきたのに実装されたらほのおわざがなくなってしまった。アオギリカイオーガとバランスをとるためなのだろうが……技枠3つだと強すぎたか?
 

バディーズわざ:人類のため進化するだんがいのつるぎ

  • 分類:物理
  • タイプ:じめん
  • 威力:250-300
  • 対象:相手1体
  • 効果:追加効果なし

 特になし。

パッシブスキル

分類 名称 効果
パッシブ ホウエンの闘志 味方のバディーズ全員の物理技の威力を20%あげる 味方のバディーズ全員の物理技で攻撃を受けたときのダメージを25%軽減する この効果は自分のチームにホウエンのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する(1組増えるごとに威力上昇+15% ダメージ軽減+3%)(最大で威力上昇50% ダメージ軽減31%)
パッシブ 初登場時晴れ化 初めて登場したときだけ天気をひざしがつよい状態にする
パッシブ 晴時ゲージ加速威力↑3 天気がひざしがつよい状態の場合はわざゲージが早くたまるようになる 天気がひざしがつよい状態の場合は技の威力をあげる
パッシブ 晴れ時間延長5 天気がひざしがつよい状態になったときひざしがつよい状態の時間を延長する
BSB(LV2) だんがいのつるぎ:わざ後わざゲージ↑3 技が成功したときにときたま自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV3) 無傷時こらえる HPが満タンで登場した場合は自分をこらえる状態にする
BSB(LV3) 抜群時威力上昇1 効果抜群のときに技の威力をあげる
BSB クリティカット+:わざ後わざ回数回復2 技が成功したときにたまにその技の回数を1回復する
BSB(LV2) クリティカット+:技後急所率アップ1 技が成功したときに自分の急所率をあげる
BSB(LV2) 晴れ時妨害状態無効 天気がひざしがつよい状態の場合はひるみ状態やこんらん状態やバインド状態にならない
BSB(LV2) 晴れ時HP回復1 天気がひざしがつよい状態の場合は自分のHPをポケモンが行動するたびに回復する
BSB(LV3) 晴れ時Bわざ威力↑5 天気がひざしがつよい状態の場合はバディーズわざの威力をあげる
BSB(LV3) 初B技後晴れ化 初めてバディーズわざを使ったときだけ天気をひざしがつよい状態にする
BSB(LV2) ソーラービーム:急所時威力上昇1 相手の急所に当たるときだけ攻撃の威力があがる
BSB(LV2) ソーラービーム:わざ後わざゲージ↑3 技が成功したときにときたま自分のわざゲージを1増やす
BSB(LV3) ソーラービーム:攻撃時特防ダウン9 技での攻撃が成功したときに相手の特防をさげる
BSB(LV3) ソーラービーム:晴れ時威力上昇5 天気がひざしがつよい状態の場合は技の威力をあげる
BSB(LV2) 新たなる大地を!:わざ後わざ回数回復2 技が成功したときにたまにその技の回数を1回復する
BSB(LV3) 晴れ時わざ後BC加速1 天気がひざしがつよい状態の場合は技が成功したときまれに自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす
BSB(LV3) 晴れ時P技後次回威力抜群↑4 天気がひざしがつよい状態の場合はポケモンが技をつかったときにときどき自分を次回抜群威力上昇状態にする

 メインウェポンである「だんがいのつるぎ」の強化パネルがほとんどなく、代わりに「ソーラービーム」の非力さを補うパネルが充実している。二刀流型の悪いところが出ている感じ。逆に言えばボードを開放しなくても十二分に強いと言える。
 強いてあげるとすれば「クリティカット+:技後急所率アップ1」で1ターン分バフを短縮できるのでわざレベル2まで上げられると便利か。

ステータス比較

バディーズ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
シロナ&メガガブリアス 589 433 187 137 153 352
マツブサグラードン 673 403 121 327 112 289

 こうして並べると耐久の低さが目立つ……本当にグラードンなのか?ちなみに素のガブリアスだとグラードンの方が攻撃が高い。

総評

 高い攻撃ステータスと強力なパッシブスキルで補正がかかった攻撃力の高いわざを撃つと強い、という誰がどう見てもわかりやすく強力なバディーズ。初代マスターバディーズのダンデ&リザードンがやや特殊なトレーナー技運用を必要とする構成だったのに対しこちらは王道も王道。
 「ホウエン」「物理」「晴れシナジー」「ほのおわざ」「じめんタイプ」など多くの他のバディーズを引き立て、かつ自身もそれに応じて強くなるマスターバディーズらしい性能をしているが、一方でこれらの要素がきっちり噛み合う相棒(アオギリカイオーガに対するハルカ&ラグラージのような)が未だ登場していない。ホウエンのほのおバディーズは現状アスナコータスしかおらず特殊アタッカーなので相性は微妙、じめんバディーズに至ってはそもそも存在しない。ユウキ&ジュカインホウエンで晴れシナジーを持つが特殊アタッカーなのでバフが乗らない。自身がじめんタイプなのでほのおバディーズと並べてもチームスキルが発動しないという難点もある。ただ、これらを十全に発揮できなくとも十分に強い超ハイスペックを備えている。
 そういう意味では今後のホウエンバディーズ実装次第でさらなる強化が望める可能性もある。ギリー&フライゴンとか、今回3Dモデルが実装されたホムラやカガリバクーダとか。

編成

 ホウエンタグを持ち汎用的なサポート技を持つハルカ(21シーズン)&ミミロップは好相性。ただしステータスが耐久に向いていないのでタンクは別途用意したい。急所バフ、攻撃バフがダブってしまうがフウロ&ヨノワールあたりが無難か。今後バディストーンボードが開放されればゲンジ&ボーマンダやラン&ルナトーンも候補に挙がってくるだろう。
 マスターパッシブスキルは半分無駄になってしまうが、登場時晴れ化とシナジーするコトネ&メガニウムおよびユウキ&ジュカインと並べて草弱点の相手に速攻晴れパとしてぶつけるのもよいだろう。
 なおマスターパッシブスキルはマルチバトルの場合控えにいても発動するため、マツブサアオギリホウエンで組むと両方のマスターパッシブが同時に発動し、「ソーラービーム」の火力にも貢献する。バトルヴィラマルチのネジキ&ワルビアルに持って行くとよいだろう。

ポケマス:主人公&コバルオン 評価

ステータス

  • 主人公&コバルオン
  • レアリティ:5
  • タイプ:かくとう
  • ロール:サポート
  • 弱点:ほのお
  • 入手:BPバディーズ呼出券S

ざっくり評価

■長所

  • マスターパッシブスキルが強力
  • いわくだきで味方の火力に貢献する
  • クリティカットG+が優秀
  • 妨害解除が便利
  • 実装時点で他に優れたかくとうサポートがいないので相対的に価値が高い

■短所

  • こうげき/とくこう/とくぼうバフがない
  • (たぶん)入手が困難なのでわざレベルを上げるのが難しい

わざ

いわくだき
  • ゲージ:2
  • 分類:物理
  • タイプ:かくとう
  • 威力:46-55
  • 命中:100
  • 対象:相手1体
  • 効果:ときどき相手の防御をさげる

 50%防御ダウン。パッシブスキルにダウン確率上昇1があるので確定ダウンになる。わざレベル3が必要だが、バディストーンボードの「いわくだき:P技ダウンG4」で50%の確率で全体防御ダウンになる。非常に優秀。

クリティカットG+
  • 回数:2
  • 対象:味方全員
  • 効果:味方のバディーズ全員の急所率をぐーんとあげる

 最近は珍しくもなくなってきた全体急所2段階バフ。相方候補のサイトウ&ネギガナイトが2段階まで自前で急所を上げられるので、そこを補う形となるか。

せいなるつるぎ
  • ゲージ:3
  • 分類:物理
  • タイプ:かくとう
  • 威力:90-108
  • 命中:100
  • 対象:相手1体
  • 効果:相手のあがっている能力を無視して攻撃する

 アタッカーならともかくサポートで使っても仕方ない。まだアイアンヘッドあたりの方が使い道があった。

鉄紺の正義
  • 回数:2回
  • 対象:-
  • 効果:味方全体の場をわざゲージ加速状態にする 味方のバディーズ全員の防御をぐーんとあげる

 素早さはパッシブスキルの「P技後素早さアップG4」である程度補えるが初速が欲しい、そんなかゆいところに手が届くわざゲージ加速。防御アップも優秀。ボードの「鉄紺の正義:わざ後防御アップG1」を取ると3段階上昇になって2回で済む。
 

バディーズわざ:鋼の正義で貫くファイティングインパク

  • 分類:物理
  • タイプ:かくとう
  • 威力:250-300
  • 対象:相手1体
  • 効果:追加効果なし

 特になし。

パッシブスキル

  • かくとうのカリスマ:味方のバディーズ全員の技の威力を10%あげる(他のかくとうバディーズ1体につきさらに+5%)味方のバディーズ全員の技で攻撃を受けたときのダメージを10%軽減する(他のかくとうバディーズ1体につきさらに+2%)

 マスターパッシブスキル。ダンデ&リザードンの「ガラルの先導」と違いタイプ統一パを組みやすく、かくとうのチームスキルと共存が容易なので素晴らしく強い。

  • P技後素早さアップG4:ポケモンが技をつかったときにときどき味方のバディーズ全員の素早さをあげる

 素早さバフの技がないと思ったらパッシブでカバーできた。運次第かつ初動が遅いため完璧とは言わないが、ゲージ加速もあるし十分。

  • ピンチ時HP回復4:バトル中に1回だけピンチのときに自分のHPを回復する

 あるとうれしい。

  • ダウン確率上昇1:技の追加効果で能力値を下げるときの成功率をあげる

 いわくだきが確定防御ダウンになる。サポートとしての役割を完全に果たしながら火力にも貢献するテクニカル的な挙動ができるのは偉い。

ステータス比較

バディーズ HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ
スモモ&チャーレム 578 139 202 130 202 265
主人公&オコリザル(タマゴ) 601 199 203 199 203 216
主人公&コバルオン 618 197 245 126 226 262

 主人公&オコリザルは星5までのびしろで上げてタルトも全部食わせた数値。コバルオンが抜きんでて強いというほどでもないが、星5だけあって多少は高めという感じ。

総評

 星5としては控えめなステータスを補って余りある優秀な技&スキル構成。マスターパッシブスキルは今後かくとうタイプのバディーズが実装されるたびにさらに強くなっていく上に汎用性の高いサポートロールなので将来性も抜群。BPがどれくらいのペースで溜まるかは現時点で不明だが、積極的に取りに行きたいバディーズだ。

編成

 かくとうアタッカーの決定版であるサイトウ&ネギガナイトはほぼ確定として、残り1枠をどうするか。スモモ&チャーレムは流石にパワー不足。3体並べるとそこそこ硬くなるのでダブルアタッカー編成も悪くないが、コルニ&ルカリオもミツル&エルレイドも自バフが貧弱で味方の攻撃/特攻を上げられないコバルオンとは相性が微妙。……キズぐすり持ちのトウキか?流石にないか。

ポケマス:タマゴ産ポケモンのステータスはロールごとに同一

 タマゴ産のポケモンは星1なのでステータスが非常に低い。タルトやのびしろで底上げできるが入手数が限られているので無駄に使いたくない……。そんなあなたに。

タマゴ産ポケモンのステータス

 タマゴ産のポケモン最終進化形は、一部の例外を除いて、ロールごとに、すべて同一となる。

いずれもLv135時点 アタッカー テクニカル サポート
HP 301(298) 430(433) 321
こうげき 205 96 119(120)
ぼうぎょ 63 43(44) 63
とくこう 205 96 119(120)
とくぼう 63 43(44) 63
すばやさ 152 238 76

■一部の例外

 ポケモンは進化するごとにステータスが変わるので、たぶんその辺の端数調整とかで誤差が出ているのだろう。ちなみにゴルバットイワーク、エレブーといったポケモンもこのステータスなので、金銀以降が追加されても進化しない可能性が高い。
 しかしこうして見るとテクニカルのステータスの異様な低さとサポートの何故か高いこうげき・とくこうが目につきますね。どういうデザインなんだ。

タルト、のびしろによる補強

 すべてのポケモンはその星の数に応じた「のびしろ」で強化できる。また、タマゴ産のポケモンは友情レベルに応じた「タルト」によって特定のステータスを上昇させることができる。

  • のびしろ:1つ与えるごとにHPを2、それ以外の能力を1上昇させる*1。星1~星4のびしろを使って星5まで上げれば+160/+80。星5のびしろを与えて最終強化すれば+200/+100となる(そこまでやるか?)。
  • タルトによる上昇はロールによって異なる。友情レベル3まで上げることで、該当するステータスを+120/+60できる。
    • アタッカー:1つ与えるごとにHPを+2、こうげき/とくこう/すばやさを+1。
    • テクニカル:1つ与えるごとにこうげき/ぼうぎょ/とくこう/すばやさを+1。
    • サポート:1つ与えるごとにHPを+2、ぼうぎょ/とくぼう/すばやさを+1。


 このリザードンはタルトをすべて、のびしろを星4まで与えている。321/120/63/120/63/76に上述の補正がかかり、321+160+120=601、120+80=200、63+80+60=203、76+80+60=216となっている。
 タルトと星4までののびしろをすべて与えたステータスは以下のとおり(もしあなたが星5のびしろを与えたい場合は、各ステータスにさらに+40/+20してほしい)。

いずれもLv135時点 アタッカー テクニカル サポート
HP 581(578) 590(593) 601
こうげき 345 236 199(200)
ぼうぎょ 143 183(184) 203
とくこう 345 236 199(200)
とくぼう 143 183(184) 203
すばやさ 292 318 216

 これがどれくらいの強さかというと、アタッカーは主人公&ピカチュウとだいたい同じくらい。テクニカルは、HPとすばやさはまずまず(すばやさは通常バディーズ全体で62位くらい)だが、それ以外のステータスはアンズ&アリアドス程度。サポートはまあまあ硬くて、耐久ステータスだとトップ50に入るか入らないかくらい。もちろん通常バディーズはさらにのびしろやバディストーンボードで伸ばせるのでそれに比べるべくもないが……。

 タマゴポケモン自体の性能評価はそのうち別記事でやりたいと思う。

*1:例外的に、元々の星の数が5のバディーズに星5のびしろを与えるとこの倍上昇する。

ポケマス:トレーナーとポケモンの組み合わせが違うバディーズの実装(BPバディーズ呼出券)

 第21回プロデューサーレターが公開された。
pokemonmasters-game.com

 伝説のポケモンであるグラードンカイオーガの実装をほのめかす内容、ストーリー完結後の気になる内容もさながら、私が気になったのはこれだ。

仲間にできるバディーズのご紹介
「BPバディーズ呼出券」「BPバディーズ呼出券S」で仲間にできるバディーズの一部をご紹介いたします。
主人公&レジロック
ヒガナ&ボーマンダ
マツバ&ムウマージ

 さらっと紹介されているが、これはポケモンマスターズというゲームの根幹を揺るがす新情報である。

原作ありきのゲーム

 ポケモンマスターズに登場する「バディーズ」は歴代ポケットモンスターシリーズからトレーナーとポケモンを組み合わせることで成り立っている。サービス開始から1.75周年くらい経った現在、ポケマスオリジナルの非モブトレーナーは主人公を含め5組*1しかいない。それ以外は全部原作キャラであり、限りある原作キャラのストックで食いつないでいるのが現状であった。その原作ストックもマジコスや季節限定衣装といったバージョン違いで水増しすることにより実質的に2倍3倍として扱う……メギド72でいうリジェネレイトのようなことをしていて、果たしてキャラが全部出切るのはいつかなと考えたりもした。

バディーズ入れ替え

 そこに、これである。いきなりレジロックとかいう準伝をぶち込んできたのは置いておくとして*2ボーマンダはゲンジ、ムウマージはメリッサが既にバディとして実装されている。既にトレーナーもポケモンもモデルが実装されているので、新規バディーズでありながらモデルを作る手間がかからない。しかも「このトレーナーはこのポケモンしか使えない」というバディーズシステムいまいちなところを解消している*3
 これまでポケモンが複数のトレーナーにまたがる事例はあったが(レッド&リザードンとダンデ&リザードンなど)、トレーナーに関しては、一部例外*4を除いて「1体のポケモンに固定されてしまう」という難点があった。これはポケモンマスターズの世界観における「バディーズ」というシステム上仕方のないことであるが、「マチスマルマインかあ。マチスライチュウも見たかったな」みたいな原作ファンがいたのもまた事実。そういったニーズを満たしてくれる可能性のある機能が今回のBPバディーズ呼出なのである。同時にポケモン側も別の側面を実装できるという利点もある。例えばゲンジ&ボーマンダはサポートロール、つまり支援型だが、ヒガナ&ボーマンダは原作よろしくアタッカーといったことも可能なわけだ。

強いことを期待したい

 実装システム自体は非常に画期的だが、ひとつ懸念があるとすれば強さだろう。プロデューサーレターを読む限り、BPバディーズは配布バディーズのようである。他の配布バディーズの例で言うと、タマゴポケモンはいずれも星1で明確に弱くデザインされており、イベントで配布される伝説のポケモンは、星5ながら強さにムラがあった(最近は強く設定されていることが多い)。ストーリーで配布されるバディーズもピンからキリまでいて、一部のバディストーンボードが開放されているバディーズは極めて有用である一方、いまだにボードが開放されず性能も微妙な立ち位置のものも多い。
 ソシャゲなのでガチャ産より配布の方が弱くなる傾向に理解はできるが、せっかく既存バディーズのバージョン違いを実装するんだからきっちり使える性能で実装してほしいなあと思う。

最後に

 マツバ&ムウマージを真っ先に出してくるあたり、運営もやっぱり気にしてたんじゃねえか!となったのは私だけじゃないだろう*5

*1:主人公、チェッタ、ドリバル、ライアー、キリヤ。しかも主人公以外は現時点で非プレイアブルだ。

*2:ジンダイ辺りに持たせる択はなかったのだろうか。

*3:絆を結んだポケモンがぽんぽん増えるのもそれはそれで問題ありそうだが。

*4:先述の衣装違いバージョンのこと。マジコスとか。

*5:メリッサ&ムウマージを先に実装してしまったため、ポケモンかぶりを避けるために苦肉の策としてフワライドとバディーズになっていた。

『サプライズニンジャ理論』のルーツがわからずモヤモヤしていたので調べた

3行まとめ

  • 『Fleabag: The Special Edition』に収録されているPhoebe Waller-BridgeとVicky Jonesの会話に登場する。
  • 「Surprise Ninja」と呼ばれているルールである(彼女たちが発案者であるかは不明)。
  • 「あるシーンで、そこにサプライズニンジャが突入してきて全員と戦い始める方がよくなるようであれば、それは十分によいシーンとは言えない」

出典

 『Fleabag: The Special Edition』に収録されているPhoebe Waller-BridgeとVicky Jonesの会話に登場する。

 『Fleabag』は脚本と主演をPhoebe Waller-Bridgeが務めるイギリスのコメディドラマ。これはそのファンブック+台本のようなもの。
 当該項目のタイトルは「A Conversation Between Phoebe Waller-Bridge and Vicky Jones」で、末尾に2019年8月とある。本書の発売は2019年8月29日。ネットで確認できる他の情報(『Fleabag』のファンポッドキャスト*1ツイッター上での言及)もこれ以後であるようなので、これか、またはこの元の会話(他のメディアで確認できるかは不明)がオリジナルと見て間違いなさそう。ただし彼女たちが考案者であるかどうかは読み取れないため、類似のルールが監督業界に口伝されている可能性はある。
 

余談

 日本だといろんな文脈が乗るから本来の趣旨から外れるだろうという意見も散見されるこのルールだが、実際彼女たちも"Tough rule, but an effective one."と言っているので、ニンジャが突然出てきて好き勝手やると実際面白いというのは共通認識であるようだ。「それまでの流れを無視してめちゃくちゃやると面白いけど脚本家はもっといい展開を考えた方がいい」教訓という意味ではデウス・エクス・マキナの親戚みたいなものか。
 ちなみに『Fleabag』にはそのものずばりNinja Surpriseというシーンが存在する。「忍者の格好をして包丁を持ってシャワー浴びてる男の後ろから襲い掛かったらめちゃくちゃビビられてしまう」というなんともアレなシーンだ。
www.youtube.com

*1:Surprise Ninja Ruleでググるとこのポッドキャストの文字起こしをしたサイトがヒットする。